実母との関係が難しい…孫に対して「窓から転落するんじゃない?」「いつか轢かれるよ」不吉な発言の嵐【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
母と娘といえども、うまくいかない関係もある。「毒親だ」と言えるほどひどい母でもなければ、虐待を受けていたわけでもない。ただうまくいかない…かみ合わない…言葉が通じない。距離を置いて生活すると関係が修復できたように錯覚するが、近づくとやっぱりダメで…「私が悪いのかな」と自己嫌悪に陥ってしまうことも。本作『母とわたし』は、そんな母娘の実話エピソードを描いたコミックエッセイである。

ナミさんは、母親から完全に無視されていた時期があった。それは社会人になり3年間働いた会社を辞めたとき。母親は「ここまでバカだと思わなかった!ガッカリだよ!」と激怒し、それからはずっと無視される日々。しかしそんな母親の態度が一変する。それはナミさんが結婚し、長女が生まれたときだった。連絡を取り合えるようになり、長女に会いに遊びにも来てくれることになって関係は修復できたかのように思えたが…!!

本作の作者は、ブログ「ナミの『まぁ、いっか』絵日記」を描いているナミさんである。実話を描いた本作についてナミさんに話を伺ってみた。
――せっかく遊びにきてくれたお母さんでしたが、ナミさんの新居が気に入らなかったようですね?
はい。第1子を産んだばかりだったので掃除や室温には気をつけていたのですが、訪れると「この部屋、ホコリっぽい」とか「この部屋、うすら寒い」とか「こんな狭い台所で料理なんか作れない」と次々と文句を言われます。うちのキッチン、3口コンロなんですが…。

――ナチュラルにひどいことを言い続けるお母さんですが、心に一番こたえたのは?
「この窓から転落するんじゃない?」「交通量多いけど轢かれないか心配」「踏切があるね…目を離すと轢かれちゃうよ」と子どものことでやたら不吉なことを連発されたときでしょうか。帰宅後も携帯電話のメッセージで同じことを送ってこられて、ただでさえ第一子ということで神経質になっていた私は、子どもが窓から転落するリアルなイメージが頭から離れなくなってしまいました。

実母の口から出る不吉な予言のような発言をどうにかやめてほしかったナミさんだが、もし「やめて」と言えばまた長い期間無視されるような気がしてなかなか言い出せずにいたという。悩んだ結果、ナミさんはある行動に出る!すると意外な結末が…!!
「ナミの『まぁ、いっか』絵日記」には、一度は専業主婦になったナミさんがワーママとして復職するまでの「保育園探し」や「仕事探し」についてもエピソード漫画に詳しく描かれてあるので、興味がある人は一度じっくり読んでみて!
画像提供:ナミ
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