安田顕×水上恒司W主演『怪物』WOWOWで7月6日スタート！剛力彩芽、久保史緒里、渡部篤郎ら出演の“背筋が凍る”PR動画も公開

安田顕さんと水上恒司さんがW主演を務めるドラマＷ『怪物』が、2025年7月6日(日)22時からWOWOWで放送開始となる。

怪物はあいつか、俺自身か――韓国の傑作サスペンスをリメイク

原作となった韓国ドラマ『怪物』は、2021年にJTBCで放送されるや否や視聴者から“脚本、演出、演技、メッセージと音楽まですべてが完璧に近かった”と絶賛された話題作だ。その年の百想芸術大賞では作品賞、脚本賞、男性最優秀演技賞の三冠を達成し、名実ともに2021年の韓国の顔となった。

そんな本作のリメイクを求めてWOWOWが、制作スタジオSLLに直接オファーを敢行。WOWOWドラマが築き上げてきた重厚な人間ドラマの実績が評価され、世界初のリメイク権を獲得することに成功した。神経をすり減らす繊細な心理描写と緻密なストーリー展開が、今度は日本の俳優陣によって新たな命を吹き込まれる。

物語の舞台は羽多野町。25年ぶりに起こった猟奇的殺人事件を軸に、地元警察官の富樫浩之(安田顕)と東京から異動してきたキャリア官僚の八代真人(水上恒司)が、それぞれの思惑を抱えながら犯人を追う。しかし富樫は、25年前に起きた妹の失踪事件の容疑者でもあった過去を持つ。当時、妹は自宅の庭に指の第1関節だけを残して姿を消すという異常な事件だった。そして真人もまた、ある目的を胸にこの町へやってきていた。

お互いに疑いの目を向けながら共に捜査を進める二人だが、かつての捜査資料は紛失し、富樫は奇怪な行動を繰り返す。真人の父親である警察庁次長からは捜査打ち切りの圧力がかかり、町ぐるみで何かを隠している疑惑が浮上する。そんな最中、富樫にとって娘のような存在の女子大生が行方不明となり、事件は急転直下を迎える。一連の容疑者として富樫が逮捕されるが、本当に彼が犯人なのか。一体、誰が"怪物"なのか――。

安田顕×水上恒司が初共演で魅せる圧巻の心理戦

W主演を務めるのは、本作が初共演となる安田顕さんと水上恒司さんだ。安田さんは地元警察官の富樫浩之役を、水上さんはキャリア官僚の八代真人役を演じる。

安田さんは脚本を読んだ際の印象について「『息もつかせぬ』展開。前半から中盤にかけての構成力が素晴らしく、夢中で読み進めました」とコメント。役作りでは「ドラマで起きる事柄を時系列に並べ直し、そのシーン毎における富樫浩之の心情を丁寧に紐解きました」と、綿密な準備を重ねたことを明かしている。

一方の水上さんは「劇中のキャラクター達の騙し合いに視聴者の方々を翻弄していく構成に惹かれました」と原作の魅力を語る。八代真人というキャラクターについては「年齢的にも経験的にも若いキャラクターとして存在しなければなりません。その若さ故の怪物さをいかに表現できるか」が重要だったと振り返り、「表情、声色、姿勢、所作、服装、志」すべてを作り込んで役に挑んだという。

脇を固めるキャスト陣も豪華だ。剛力彩芽さん、小手伸也さん、橋本じゅんさん、光石研さん、高畑淳子さん、渡部篤郎さんといった実力派に加え、久保史緒里さん(乃木坂46)、藤森慎吾さん、真飛聖さん、早乙女太一さんなど個性豊かな面々が集結。オールキャストが登場する30秒PR動画も公開されており、動画内には背筋が凍るようなショッキングなシーンが収められている。

複雑に絡み合う過去と現在、登場人物たちの心の闇や傷、次第に明らかになっていく驚愕の事実。先の読めないストーリー展開と人間模様の果てに待ち受ける真実とは一体何なのか。2025年7月6日(日)の放送・配信開始を、ぜひ楽しみに待っていてほしい。

「連続ドラマW 怪物」概要
出演：安田顕　水上恒司
剛力彩芽　藤森慎吾　真飛聖　早乙女太一　久保史緒里(乃木坂46)
小手伸也　橋本じゅん 光石研　高畑淳子 / 渡部篤郎
原作：『怪物』(制作・著作：SLL JOONGANG Co.,Ltd　脚本：キム・スジン作家)
監督：鈴木浩介　池澤辰也
脚本：前川洋一
音楽：大間々昂　斎木達彦
企画・プロデュース：松本太一
プロデューサー：青木泰憲　元信克則　河添太
制作プロダクション：ユニオン映画
制作協力：Orange
製作著作：WOWOW

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