“農家がつくる生ドーナツ”が大人気!鹿児島で1カ月3万個完売
東京ウォーカー(全国版)
今、東京や横浜、大阪など都心部で行列ができるほど大人気の「生ドーナツ」。そんな話題のスイーツが鹿児島市与次郎にある「TRUFFLE DONUT 与次郎店」で味わえる。同店は生ドーナツ専門店「TRUFFLE DONUT」のフランチャイズ店で、運営するのは農業法人「指宿やさいの王国」。初の農家オーナー店として“農家がつくる生ドーナツ”として注目を集めている。

ふわふわ、とろとろ、新食感。リピーター続出の生ドーナツ
TRUFFLE DONUTは株式会社トリクミ(鳥取県八頭郡)が運営するブランドで、看板商品である生ドーナツは、カボチャを練り込んだモチモチでとろけるような生地が自慢。そこへあふれ出すほどたっぷりのホイップクリームや季節のフレーバーを詰め込んで、ふわふわ、とろとろの生食感がクセになるおいしさだ。
なかでもぜひ試してほしいのが、注文してから揚げてくれる「できたてトリュフプレーン」。できたてほやほやの生地は、まるで絹のようになめらかでふわふわ。生地にコーティングされたトリュフの上品な香りと、甘さと塩気のバランスが絶妙で、思わずもう一個二個と食べたくなってしまう。

横浜の人気店が監修!選べる7種類のフレーバー
メニューを監修しているのは、横浜で連日行列ができる人気の生ドーナツ専門店「UNI DONUTS」。販売開始から1時間ほどで完売してしまうという実力派のお店が手がけているので、味は折り紙付きだ。

与次郎店では7種類のフレーバーを用意。注文後に揚げる「できたてトリュフプレーン」をはじめ、「プレーンドーナツ」「ホイップドーナツ」「カスタードドーナツ」「いちごドーナツ」「抹茶ドーナツ」「チョコドーナツ」と、どれを選ぼうか迷ってしまうほど豊富なラインナップ。どのフレーバーも、あのふわふわ、とろとろ食感は共通。お気に入りを見つけるのも楽しみのひとつ。

“農家がつくる生ドーナツ”で地域を元気に盛り上げる
与次郎店を手がける指宿やさいの王国は、「安心安全な野菜を安定供給し、農業を通じて地域に貢献する」をモットーにしている農業法人。「サイゼリヤ」や「サラダクラブ」など、ナショナルブランドと直接取引を行い、年間8億円以上の売上を上げている。
同店の生ドーナツの生地に練り込まれているカボチャは、指宿やさいの王国が大切に育てた自家製のもの。今後はサツマイモを使ったオリジナルクリームや、レモン、いちごなどのフルーツも、できる限り自家製の青果を使用していく予定だそう。

畑で育てた野菜を生ドーナツに加工し、直接お客様に届ける——。生産から販売までを一貫して行う6次産業化によって、地元鹿児島を盛り上げていこうという想いが込められている。

与次郎店のオープン時は、最初の2日間で約2000名が訪れ「この道路が渋滞したのを初めて見た」と地元住民が驚くほどだったという。1カ月で販売数3万個を記録、2024年7月から2025年10月までの売り上げは、当初の計画比の約150%となった。連日完売が続くなど、その人気ぶりを受けて、5カ月間で3店舗(天文館店・霧島店)まで拡大、2025年3月に4店舗目となる熊本・菊陽店をオープンした。
ふわふわ、とろとろの新食感と、地元の恵みがつまった特別感。“農家がつくる生ドーナツ”をぜひ堪能してみて。
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