『イカゲーム』最終シーズン、6月27日から配信！妊婦ジュニ、元特殊部隊員ら血まみれ姿のキャラアート解禁

2021年9月よりNetflixで配信開始された韓国ドラマ『イカゲーム』。94カ国でシリーズTOP10の1位を獲得した世界的ヒットの最終章となるシーズン3が、2025年6月27日(金)より配信開始となる。これに合わせて、登場人物たちのキャラクターアートが新たに公開された。

世界を震撼させた『イカゲーム』の軌跡

『イカゲーム』シーズン1は、多額の借金に苦しむ人々が456億ウォンの賞金を賭けてデスゲームに参加するという衝撃的な設定で、世界中の視聴者を虜にした。主人公ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)をはじめとする参加者たちの人間模様や生きるために必要な選択の重さ、社会格差という現代社会の闇が丁寧に描かれ、単なるエンターテインメントを超えた社会派作品として高く評価されている。

シーズン2では、ゲームを勝ち抜いてから3年後、渡米を取りやめたギフンが新たな決意を胸に再びこの謎に包まれたゲームの世界へと戻っていく。シーズン1で描かれたゲームの裏側、そしてその巨大な組織の全貌がより明らかになり、新たな参加者たちとともに命を賭けたゲームが再び始まった。

絶望の淵から始まる最終章の壮絶な物語

そして迎えるシーズン3は、まさにシリーズの完結編にふさわしい壮絶な展開が待ち受けている。失敗に終わった反乱、友の死、そして密かな裏切り—凄惨な結末を迎えたシーズン2の直後から物語は始まる。

最低最悪のどん底に突き落とされたギフンだが、生き残ったプレイヤーたちとともに、さらに過酷なゲームに参加させられることとなる。圧倒的な絶望の中、重大な決断をする局面がギフンを待ち受けており、ラウンドを重ねるごとに各々の選択がより深刻な結果をもたらしていく。

一方、イノ(イ・ビョンホン)は再びフロントマンとして謎めいたVIPたちを迎え入れる。そして彼の弟で元刑事のジュノ(ウィ・ハジュン)は、仲間の中に裏切り者が潜んでいるとは知らぬまま、いまだ見つからない島を探し続けている。果たしてギフンは正しい決断を下せるのか、それともフロントマンによって心を打ち砕かれてしまうのか——。

個性豊かな参加者たちが織りなす複雑な人間関係

シーズン3では、ギフンとフロントマンの対決が激化する中、多様な背景を持つ新たな参加者たちが物語に深みを与える。

生き残ったプレイヤーたちの中には、かつて影響力を持っていた元インフルエンサーのミョンギ(イム・シワン)や、ミョンギの元恋人で妊婦のジュニ(チョ・ユリ)、元特殊部隊員でトランスジェンダーのヒョンジュ(パク・ソンフン)、借金まみれのギャンブラー・ヨンシク(ヤン・ドングン)とその母親であるクムジャ(カン・エシム)などがいる。

さらに注目すべきは、強者相手には従順になる一方で、自分より弱い人間は露骨に見下すナムギュ(ノ・ジェウォン)や、不気味な予言を口にする祈祷師のソンニョ(チェ・グッキ)など、一癖も二癖もあるプレイヤーたちの存在。シーズン2での反乱の失敗と友の死を経験したギフンの心境は、もはや初回参加時とは大きく変わっており、そんな彼を取り巻く参加者たちとの関係性が最終章の行方を大きく左右することは間違いない。

果たしてギフンの運命はどうなるのか。そして、イカゲームという巨大な陰謀の真の目的とは一体何なのか。Netflix史上最大のヒットシリーズの終幕で明かされる衝撃の真実を、ぜひその目で確かめてほしい。

なお、「イカゲーム」シーズン1～2は現在Netflixで独占配信中。最終章を迎える前にこれまでの物語を振り返ってみるのもおすすめだ。

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