【ホラー】いるはずのない母が庭にいる!?帰ってきた母も様子が変で…「どっちが本物？」じわじわ襲いくる恐怖にゾワッ！【作者に聞く】

Kさんはよく不思議な体験をするという。そんなKさんの体験談を聞いてみると、出かけたはずの母が庭に立っていたり、ドアのカギもない私の部屋をノックしたりする。母の奇行を見てしまったKさんは、一体どれが本当の母なのかわからなくなると話す。pixivに投稿された 佐藤さん の創作漫画「Kさんの不思議な話」を紹介しよう。

「あとで自分が読んでもゾクゾクするような表現ができたら」という作者の思い

じわじわ襲ってくる怖さに「ゾッとして鳥肌が立ったのは久しぶり。本当に怖い」「不気味で不可解でとてもよかった」などのコメントが届いた本作、「Kさんの不思議な話」。「あとで自分が読んでもゾクゾクするような表現ができたらな、と思って描いています」と作者の佐藤さんは語る。

「有名どころの映画ですと、初期の『リング』や『呪怨』が好きです」と教えてくれた佐藤さん。ホラー漫画を描こうと思ったきっかけについては「自分のなかで『こういうホラーが観たい(読みたい)』という感覚があるのですが、あまり見かけないため、自分で描けたらいいなと思った」とホラー好きならではの考えを語る。

本作シリーズは、真夜中にどこからともなく聞こえてくる子守歌、出どころを調べてみると隙間から何かがのぞいている…というエピソード「隙間」や、外出したはずの母親が直立不動で庭に立っているのを発見し、おかしいと思っていると母親が帰ってくるのだがその母親もどうやら様子がおかしい？というエピソードなど、Kさんの体験した不思議な話がどこか怪しげな作画で描かれている。作品の注目ポイントを訊ねると「なかなか回答が難しい質問ですね。『漫画の中でそれが表現できてたら』と思います」と答えてくれた佐藤さん。最後に「もっといろいろな話を描く時間が欲しいので、いつかプロになれるように頑張ります」と意気込みを語ってくれた。

思わず背筋が凍り、まさかのストーリー展開に読者が混乱してしまう本作「Kさんの不思議な話」。ホラー好きが描くホラーが怖くないはずがない！

取材協力：佐藤

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