面接全滅…231社落ちからこそ描けるエッセイ漫画！真面目じゃダメ…｢おちゃめさ｣ってなんだよ!?【作者に訊く】

2025年6月21日

東京ウォーカー（全国版）

ブラックな職場を退職し、ホワイトな企業を求めて転職活動を始めたじょんさん。行きたい会社には採用されず、微妙にひっかかる会社の内定を断っていると、231社もの会社を受けていることに気づいた!?転職活動の大変さを描いた、じょん( @John25uru )さんのエッセイ漫画「転職編」を紹介するとともに、再就職の秘訣など話を聞く。

【漫画】本編を読む

うまくいかないときは｢理想の会社｣よりも「自分自身」と向き合ってみることが大事かも

ブラック企業で4年働いたじょんさんは、携帯の着信が鳴っていないのに鳴っているような気がしたり、神経症を発症したりと、心身ともに限界を迎えて退職した。次こそはホワイトな職場で働きたい。そう思って事務職を中心に転職活動をスタート。じょんさんは当時のことについて「前職がハードワークだったので、休日数が多くて残業が少ないホワイトな職場を希望していました。いわゆるワークライフバランスが転職の第一の軸でしたね」と振り返った。

しかし、なかなか採用には至らず、231社以上落ち続けたという。印象的だったのは、ナッツメーカーの面接。「実は自分、ナッツアレルギーでして…」とカミングアウトすると、面接官たちは一気に冷めた反応になったそうだ。

じょんさんが採用されるために必要だと思うことは｢受かろうとしないこと｣だという。本気で準備して臨んだ面接ほど落ちて、なんとなく応募した会社で内定が出たのだそうだ。また、最終面接で「御社で働くうえで大切なことは何でしょうか？」と聞いたときには「おちゃめさ、かな？」と返されたこともあった。真面目なじょんさんにとってまさかの回答だったようで、結局不採用となった。

転職活動中では、さまざまな就活体験をしたじょんさん。現在は、無事にホワイト企業に就職を果たしたそうだ。「自分がやりたいことや得意なこと、価値観を知ることが重要」と語るじょんさんの言葉には、231社落ちたからこそたどり着いた重みがある。本作「転職編」は、転職活動やこれからの進路を考えるすべての人に、ぜひ読んでみてほしい。

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取材協力：じょん(@John25uru)

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