「生理が一度も来ていなかった…？」結婚して子どもをもつ普通の幸せを望む女性に告げられた残酷な事実【作者に聞いた】

2025年6月27日

東京ウォーカー（全国版）

ぺ子 (@peko_comic) さんは、SNSやブログを中心に実話に基づいた作品をいくつも公開している。SNSに投稿された「生理が一度も無かった私が妊娠するまで」という作品はフォロワーさんの実体験を基に描かれ、注目を集めている。今回は本作の1～12話までお届けするとともに、著者に不妊治療の大変さなどについても話を聞いた。

※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。

【漫画】本編を読む

子宮が幼少期から成長していない!?

本作「生理が一度も無かった私が妊娠するまで」の主人公、ユナさん(独身・24歳)はレディースクリニックで診察を受けると、医師から「子宮が幼児期から成長していない」と衝撃の事実を告げられる。このままだと将来子どもが欲しくても不妊治療もできないとのこと。排卵誘発剤の注射は決まった日にクリニックで打つのだが、職場で外せない会議、休みにくい環境や残業続きで病院どころではない。その後、クリニックからピルを処方されて服用したが、副作用で腹痛に苦しむ日々…。時間やお金ばかりを費やし、ピルの治療は3～4年ほど続いた。ある日、仕事で現在の夫・ハチと出会い、プロポーズを受けた。そして、結婚生活が始まるとユナさんは本格的に妊活を始めた。体力的にも精神的にも予想以上の困難を乗り越え、妊娠・出産するまでの物語だ。

本作を描いたきっかけについて作者のぺ子さんは、「Instagramのアカウントで不妊治療をしていた方の体験談を募ったところ、フォロワー様からこちらの内容の応募があり漫画化させていただきました。脚色は加えていますが、実話をベースとした作品となっております」と教えてくれた。また、「不妊治療と仕事の両立は本当に大変だと思います。治療自体のしんどさもありますが、職場の上司や人間関係で悩むことも…仕事はできれば辞めたいけど、やりがいやお金の問題でやめられない、そんな方々も多いのではないのでしょうか」と不妊治療の体力的、精神的な大変さも語る。

実話を元にした本作、気になる方はぜひ一度読んでみて欲しい。
※この作品は事実に基づいたフィクションであり、実在する人物・団体とは関係ありません。

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取材協力：ぺ子(@peko_comic)

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■ぺ子さん
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