余命宣告されたが「余命10⁵年」って何年!?長すぎる余命を生きなければならない少女に「切ない」の声【作者に聞いた】 

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア
画像提供:こうが(@Kouga_ss)

世界に8000人しかいない珍しい病気「振り子病」を患ったルナ。医者に言われた余命は「 10⁵年 」という果てしない長さで…?小学館の拡散型漫画投稿サイト「#マンガイチ」で入賞した、こうが( @Kouga_ss )さんの「余命10⁵年」を紹介する。

人類最後の1人になったルナの日常を描く

「余命10⁵年」01画像提供:こうが(@Kouga_ss)

「余命10⁵年」02画像提供:こうが(@Kouga_ss)

「余命10⁵年」03画像提供:こうが(@Kouga_ss)

振り子病は、患者の余命が明確に数値で出るという病で、一般的には58歳と短命とされるが、主人公ルナの余命は「10⁵年」つまり10万年という長さ。「私の感じる一日は、普通の人の三年分」そう語るルナの将来を心配して、両親が犬型ロボット「ペロ」を飼い共に暮らしていく。やがて家族がいなくなって、人類が少しずつ消えていく未来の中で、彼女は“最後の人類”となったという想像を超える展開。

こうがさんが作品を描いたきっかけは、『ドラゴンボール』の「精神と時の部屋」だったという。「外部と365倍の時間差のあるあの部屋に窓があったら…という空想に、余命わずかの主人公を扱う作品群の逆パターンがあったら、登場人物はどんな行動をするのだろうかという妄想が合わさってこのお話は生まれました」と語った。

テーマ設定で意識したのは時間の流れで「途方もない余命を宣告されたルナがどう生きていくのか、そして周囲はどう変化していくのかなど、制作にあたりかなり考えさせられました」と話し、10万年という数値についてもSFらしさのあるタイトルを意識したという。また「特に15ページ以降の描写や、人類の衰退を語るペロの言動も気に入っています」と語るこうがさん。

作品に込めたメッセージについては「自分の描きたいものを素直に形にしただけ。でも、読んだ人の心に何かが残れば嬉しいです」と語り、「次はもう少し明るい話を描きたいです」と次回作へ向けての意欲的なコメントを残してくれた。

取材協力:こうが(Kouga_ss)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全50枚)

キーワード

カテゴリ:
タグ:
地域名:

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おうちで金麦花火セット

夏休み特集2025

夏休み特集 2025

ウォーカー編集部がおすすめする、この夏の楽しみ方を紹介。夏休みイベント&おでかけスポット情報が盛りだくさん!

CHECK!夏祭り 2025の開催情報はこちら

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る