警察を名乗る電話に「ええっ!」動揺する父だったが、息子を騙る詐欺犯に喝!冷静な対応が光った瞬間【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

現在、不倫夫を地獄に堕とす「経費で不倫する夫の人生を壊してもいいですか?」(飛鳥新社)を連載中のみこまる(
@micomalu
)さん。今回は実際にあった警察からの「実は息子さんが車で事故を起こしてしまったんです」という一通の電話のエピソード「息子を騙る輩に喝!」を紹介しよう。
「受話器口からタバコを吸う息遣いも…」冷静な父が撃退した、息子を騙る詐欺電話



近年、警察官を装ったり、風邪を引いたと声をごまかしたりして、身内になりすます電話詐欺が急増している。「息子が事故を起こした」「示談金が必要だ」などと、金銭を要求する手口も多い。だが、今回のケースでは一味違った。ある父親が、機転と冷静さで詐欺犯の嘘を見抜き、見事に撃退したのだ。
この出来事の体験者は、本作「息子を騙る輩に喝!」を描いたみこまるさんの夫である。ある日、夫の携帯に見知らぬ番号から着信があった。「もしかしたら仕事の電話かもしれないと思って、電話に出てみたそうです」とみこまるさんは話す。相手は警察を名乗り、息子が勤務中に自動車事故を起こしたと伝えてきた。突然の知らせに、夫は強く動揺し、驚きの声を上げてしまったという。
しかし、話を聞くうちに次第に違和感を覚え始めた。みこまるさんは「息子は今仕事があって抜けることができず、警察が代理で連絡をしていると説明されました。主人はこの段階で、詐欺電話だと気付いたそうです」と語る。会話を冷静に振り返ると不自然な点が多く、本当に息子の話とは思えないと判断できたという。受話器越しから聞こえるタバコを吸うような息遣いにも注意を向け、相手の話をあえて聞き続けることで様子をうかがっていたそうだ。
さらに相手は、事故の示談金として金銭を支払うよう要求してきた。金額は40万円で、和解をするために必要だという説明だった。夫はすでに詐欺と確信しており、反撃のタイミングを見計らっていた。そして、冷静に「僕の息子、小1でトラック乗れちゃうんだ!」と伝えると、相手はそれ以上何も言わず、電話を一方的に切ったという。
狡猾な詐欺への注意喚起として、ぜひ一度読んでみて!
取材協力:みこまる(@micomalu)
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