「桂馬とデート!?」思わず二度見するユニークな1コマに込めた発想と、1コマ漫画という表現の奥深さに迫る【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

コマごとに連続する展開を見せるのが漫画の基本だが、たった1コマで完結する1コマ漫画は、瞬間的な笑いやどんなオチかを考察したくなるようなものまで、情報量が少ないからこそ奥深いもの。X(旧Twitter)でオリジナル作品を発表するあくまでクマ
(@akmd_kuma)
さんも、そうした1コマ漫画を数多く発表している。
読者からは「騙し絵か」「発想が天才的過ぎる」と反響を集めるあくまでクマさんの作品。ウォーカープラスでは、1コマ漫画を描くようになったきっかけや4コマとの違いについて話を訊いた。
考える前に笑っちゃう。気分がふっと軽くなる1コマの世界



これまで4コマ漫画を中心に描いていたあくまでクマさんだが、2023年からはフリからオチまでが1コマで完結している1コマ漫画を中心に発表している。
制作時間がとれず仕方なく1コマ漫画を描いていたというあくまでクマさんは、「この機会に1コマ漫画の表現をさらに磨いてみるのもいいかなと思って続けてみることにしました。なので、そのうちまた4コマ漫画が中心に戻るかもしれません」と話す。4コマ漫画のアイデアは「お題を元に回答を考えるような大喜利に近い」とのことだが、1コマ漫画の考え方については、「考え方は4コマ漫画と1コマ漫画ともに同じですね。基本的には『もしも〇〇が××だったら』かなと思っています。それを漫画として描くうえで、表現方法によって1コマ漫画か4コマ漫画に使い分けているというところですね」と教えてくれた。
これまでの作品の中で、個人的にお気に入りの1コマ漫画は「虫かごの中に入れられたDVDマーク」だという。「伸びるかどうかをあまり気にせずに描いたのですが、思ったより反響がありましたね。この作品にいろいろな反応があったのですが、動くDVDマークを知らない若い方もいたようで、ちょっとしたジェネレーションギャップを感じました」と当時を振り返った。
短いながらもユーモアがぎゅっと詰まった1コマ漫画。きっとあなたもクセになるはず。あくまでクマさんのユニークな作品をぜひ読んでみてほしい。
取材協力:あくまでクマ(@akmd_kuma)
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