ムダ毛処理の悩みを解消!グローバル刃物メーカーが提案する「部位別カミソリ」のメリットとは?

東京ウォーカー(全国版)

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暑い時期になると肌を出す機会も増えてくるが、そんなときに気になるのが腕や脚、わきのムダ毛。とりわけ女性にとっては深刻な悩みになりやすく、昨今は男性の間でも「ムダ毛がないほうが清潔感がある」という価値観が広まりつつあるようだ。

最も手っ取り早いものとして「剃る」という処理方法があるが、うまく剃れなかったり、けがをしてしまったりすることも。こうしたムダ毛処理の悩みを解決すべく、貝印株式会社(以下、貝印)が開発した新たなカミソリが、部位ごとの使い分けを目的とした「miness(マイネス)(R)」シリーズだ。

今回は、「miness」シリーズの開発のきっかけやカミソリを使い分けるメリット、自己処理をする際のポイントについて、貝印マーケティング本部 第一ブランド・商品戦略部の松永由香さんに話を聞いた。

グローバル刃物メーカーが開発した、部位ごとに使い分けるカミソリ「miness」シリーズとは?


グローバル刃物メーカーが生み出した部位別のカミソリ

世界三大刃物産地として知られる岐阜県関市で1908年に創業した貝印は、ポケットナイフの製造から始まり、使い捨てカミソリや包丁などの調理器具、医療器具を手掛けるようになった。

カミソリといえば、T型、L型のものが一般的


そんな100年以上「切る」という技術を進化させ続けてきた貝印が2024年3月に立ち上げたのが「miness」シリーズ。女性の毛の悩みに特化した新たなブランドとなっている。

「miness」シリーズは、“マイナス(-)をマイナス(-)でプラス(+)に”をコンセプトに、わきや背中といった部位ごとの悩みに合わせたカミソリでボディケアをサポート。部位ごとに毛の質や太さ、生え方が異なるため、1種類のカミソリでは限界があることから開発された。

「お客様だけではなく、『体の部位ごとに適した形状のカミソリがあれば処理しやすくなる』という意見があって、需要があると考えました。操作のしやすさ、安全性の高さに注目した部位別カミソリを開発し、現在はボディ用、うで・あし用、わき用、背中用、VIOデリケートゾーン用、フェイス用のカミソリを展開しています」

部位ごとに使い分けることのメリットは、“安全性”と“使いやすさ”、”仕上がりのよさ”なのだとか。

「一般的なカミソリを全身に使おうとすると、わきのようにくぼんだ場所では肌にうまく当たらず、けがをする場合もあります。しかし、部位に合った形状のものを使うことで、安全で快適なケアが可能となり、肌への負担も最小限で済むのです。また、誰でも持ちやすいデザイン性も重視しています」

「miness ボディ用カミソリ」(1320円)。オールマイティなボディ用で、握ったときの掌への収まりがいいスプーン形状を採用

体の凹凸に合わせて剃れるよう、ヘッドは前後左右と滑らかに動く設計


独自の形状がかなえる安全なムダ毛処理

「miness」シリーズは、他製品と比べて特徴的な形をしている。この形状の違いには、“毛流れに沿って剃りやすくする”という目的があるそう。この独自の形状によって、肌に負担をかけにくい「順剃り」で剃れるようになる。

たとえば、一般的な形状のT型カミソリでは、部位によっては毛流れに沿って剃るために無理な体勢になり、剃りにくいだけでなく、肌を傷つけてしまうことも。そうしたリスクを回避するため、手に馴染みやすい形状にこだわっている。

「うで・あし用カミソリは楕円形で、より肌に近いところで操作できる形状を目指しました。わき用はたまご型で、わきのくぼみにフィットしやすいようにヘッド部分はコンパクトにし、カーブ刃を採用しています。このような丸みのある形状と肌になじむ角度により、自然な動きでケアを可能にしています。また、左右対称のデザインなので、利き手に関係なく使える点もこだわりのひとつです」

【写真】「miness うで・あし用カミソリ」(990円)。つかみやすい形状で操作性を追求

「miness わき用カミソリ」(660円)。くぼみが多いわき用は一枚刃になっている


なかでも、背中用カミソリは剃りづらい背中の毛もセルフケアができると話題を呼び、口コミサイトでも高評価を受けている。松永さんも「想像以上の反響で、予定していた売上を大きく上回って約230%を達成し、多くの人が背中の毛の処理に悩んでいたのだと実感しました」と振り返った。

「背中は自分では処理しにくい部位なので、ハンドルを長く設計し、安全に肌にフィットするようにしました。さらに、肩甲骨や背骨の凹凸がある部分にも対応できるよう、なめらかに動くヘッド構造や、ハンドルの握りやすさなど細かく工夫を施しています」

「miness 背中用カミソリ」(990円)。難しい背中のムダ毛処理も簡単に


メーカーが勧める剃り方のポイントとは?

カミソリの使いやすさと安全性を追求している貝印だが、正しい使い方を知らなければどんなにいいカミソリを使ってもけがをしてしまう。これに対し貝印は、SNSでカミソリの安全で快適な使い方を発信。特に重要なポイントは「毛流れに沿って剃ること」だという。

「肌質や肌の状態には個人差があり、剃り方にも差が出るので、“必ずこうすべき”というわけではないのですが、できるだけ毛流れに沿って剃ることを推奨しています。毛流れに逆らって剃ると、肌を傷める可能性があり、けがにつながるのです。また、剃るときは肌を軽く引っ張って平らにすると、刃がしっかりと当たり、効率的に剃れます」

毛流れに沿って剃ることがポイント。何度も往復すると肌を傷つけてしまう


こうした発信をすることで、ユーザーから「毛流れに沿って剃るという知識がなかった」「部位ごとにカミソリの形が違うのにも納得した」といった声が寄せられているそう。松永さんは「『T型では不便だった』というお客様が、より自分に合ったカミソリとして『miness』シリーズを受け入れてくれているのを感じています」と語った。

「昨今は顔の産毛を剃るとくすみ改善や角質除去などの効果が期待できるとして、顔剃りをする人も増えています。服などで隠せない部位だからこそ安全に使っていただけるよう、自社サイトやSNSを中心に情報発信することも大切だと考えています」

また、「処理頻度」についても注意が必要とのこと。頻繁に剃ると角質を取りすぎてしまい、肌へのダメージにつながってしまう。そのため、顔は2週間に1回程度、体は1~2週間に1回程度で行い、シェービング後にはクリームなどでしっかり保湿することを推奨している。

2025年発売の「miness bi-hada ompa Lホルダー替刃2個付」(1650円)。音波振動(電動)で1秒間に約100回振動し、刃は世界最小(※2025年1月現在貝印調べ)ピッチのガード付き

安全かつきれいに顔を剃るためのポイント


「今後も、ムダ毛処理の悩みに合わせたラインナップを検討していく予定です。毛の悩みは周囲に相談しにくいので、正しい知識を持っていただくためにも情報発信を続け、皆さんの悩みに寄り添えるようなブランドにしていきたいと思います」

100年以上刃物製品を製造している貝印ならではのノウハウを活かし、人々のムダ毛処理の悩みを解消している「miness」シリーズ。肌の露出が増える今の時季だからこそ、カミソリや剃り方を見直してみてはいかがだろうか。

取材・文=織田繭(にげば企画)

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