置き配指定なのに「不在票」が入ってる!理由を聞くと?宅配業者の細やかなサービスに感謝しかない【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
宅配ボックスや置き配が可能な状況でも、配達員の判断によって持ち帰ることもあるというゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんの「
運び屋ゆきたの漫画な日常
」より『置けない荷物と不在票』を紹介するとともにゆきたさんに話を聞く。
置き配がデフォルトになると、どうなる?



国土交通省は再配達を減らすため、在宅や不在に関わらず「置き配」を標準サービスとし、手渡しには追加料金がかかるような仕組みを検討するという。改定の転機にある「置き配標準サービス」について、元配達員のゆきたさんに話を聞いた。
「僕もとても興味がある話ですが、今のところ情報が少ないし、どう考えてよいかわからないというのが正直なところです。現時点での僕の感覚で言えば、荷物にはクール便、着払い、代引き、生ものや貴重品など、置き配に適さないお荷物がたくさんあるし、置き配には誤配達のリスクがあるので会社側としても慎重にならざるを得ないんじゃないかなと思います」と、話す。
場所によっては、玄関前に宅配ボックスが置かれている。しかし、商品名に「食品」と書かれているものはボックスに入れず持ち帰ることもあるという。また、玄関前指定をしていたのに不在票が入っているケースも。配達員に理由を聞くと、商品が「ち●かわ」だったからだという。回収までの時間がわからないため、貴重品扱いとして持ち帰ったそうだ。
ち●かわは今人気のキャラクターで、コラボ商品もたくさん。それに伴い転売も増えている。本作では、配達員の気遣いで直接手渡しにしたというエピソードだ。このように置き配が標準化すると置き配泥棒の増加も懸念される。コンビニ受け取りにするか、各家庭に宅配ボックスを標準化するなども検討材料のようだ。配達員の奮闘ぶりに興味がわいた人は、本作と併せて「運び屋ゆきたの漫画な日常」をチェックしてみてほしい。
取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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