小芝風花×佐藤健W主演『私の夫と結婚して』絶好調スタート！日韓コラボイベントで爆笑エピソード連発

2025年6月27日より、Amazon Original ドラマ『私の夫と結婚して』の世界独占配信がPrime Videoにてスタート。主人公が10年前の過去に戻り、復讐心と新しい恋の狭間で奮闘する人生リセットストーリーとして、注目を集めている。

本作は、NAVERウェブ小説『私の夫と結婚して』を原作とし、韓国の大手エンターテインメント企業CJ ENMと韓国屈指の制作会社スタジオドラゴンがタッグを組み、初の日本映像作品の企画を手掛けた一作。監督は『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』で知られるアン・ギルホさん、脚本は『1リットルの涙』や『さよならマエストロ』などを手がけ、第48回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した大島里美さんが務める。

タイムリープした美紗が選ぶのは復讐か？真実の愛か？

本作の主人公である美紗は、その優しすぎる性格ゆえ、いつも周りの幸せを最優先にする「脇役」の人生を送ってきた。親友・麗奈と夫・友也を信じ尽くし続けた末、二人の裏切りにより命を落としてしまう。しかし気がつくと、10年前の2015年にタイムリープしていた。

二度目の人生で、美紗は復讐として裏切り者である親友と夫を結婚させる計画を立て、二人を破滅に追い込もうとする。ところが、一度目の人生では言葉を交わすこともなかった仕事先の部長・亘との出会いが、美紗の心に思わぬ変化をもたらしていく。復讐に向かって突き進む日々の中で、亘と心を通わせるようになった美紗は、本当の「自分らしさ」とは何かを考えるようになる。

小芝風花が復讐に燃える女性に変貌！佐藤健はそっと寄り添う上司役でW主演

主人公・神戸美紗を演じるのは小芝風花さん。タイムリープによって復讐心に燃える強い女性へと変貌する。一方、美紗の上司・鈴木亘を演じる佐藤健さんは、初恋相手である美紗にそっと寄り添う役に挑戦する。

美紗の一度目の人生の夫・平野友也を横山裕さん、美紗の親友・麗奈を白石聖さんが演じ、復讐劇の核心を担う。さらに、田畑智子さん、黒崎レイナさん、七五三掛龍也さんら豪華キャスト陣も脇を固める。

日韓をつないだ熱狂のコラボイベントレポート

配信前日の2025年6月26日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて「配信直前！日韓コラボイベント」が開催された。韓国で記者会見に参加する小芝風花さんと佐藤健さんを中継でつなぎ、日本会場には横山裕さん、白石聖さん、田畑智子さん、黒崎レイナさん、七五三掛龍也さんが登壇するという、日韓をまたいだ豪華イベントとなった。

韓国・金浦空港で大歓迎を受ける小芝＆佐藤

主演の小芝さんと佐藤さんが、韓国で開催される記者会見のために渡韓。佐藤さんにとっては2015年の釜山国際映画祭以来約10年ぶり、小芝さんにとっては初めての韓国での公の場となった。

空港には二人の渡韓を聞きつけた韓国ファンが詰めかけ、カードを手にした人々が到着ロビーで待ち構える光景が見られた。到着するなりすぐに人だかりとなり、ファンから手渡された花束に喜ぶ二人。空港内で多くのファンが集まってしまったため、すぐさまSPに誘導されてバスへ向かったが、その後も駆けつけたファンたちが追いかけ、空港は一時騒然となった。

「ホンマに韓国ですか？」横山の天然ツッコミで会場爆笑

日韓コラボイベントでは、会場の観客とともに「ヨボセヨ！」という呼びかけでスタート。スクリーンに映し出された小芝さんと佐藤さんの日本での収録と変わらぬ自然なたたずまいを見て、思わず横山さんが「ホンマに韓国ですか？」とツッコミを入れ、会場は大爆笑に包まれた。

小芝さんも「韓国を満喫するひまもなかったですが、空港で出迎えてくれたのはうれしかった」と韓国ファンへの感謝を述べ、佐藤さんも「今から夜ご飯を楽しみにしています」と続けたが、「ホンマに韓国ですか？」とたたみかけた横山さんのツッコミに、会場は再び笑いに包まれた。

初共演コンビ小芝×佐藤の息の合ったやり取り

本作が初共演となる小芝さんと佐藤さん。小芝さんは「物事の見方がすごく深くて。勉強になったのと、ワードセンスがすごくツボで。現場ではずっと笑ってました」と振り返った。佐藤さんも「小芝さんがどんなことでも明るく笑ってくれて。現場を盛り上げてくれました」と称賛し、息の合ったやり取りを見せた。

また、本作のメガホンをとったアン・ギルホ監督との仕事について、小芝さんは「すごく楽しかったです。監督の演出が新鮮なことが多くて、新しいことを引き出していただいた部分が多かったので、すごく勉強になりました」と振り返った。佐藤さんも「言語が違うからもっと苦労するのかなと覚悟していたけど、全然そんなことはなくて。やっぱりエンタメは共通なんだなと感じました」と、言語の壁を越えた制作現場での体験を語った。

横山の「万引き事件」!?撮影秘話で大盛り上がり！

イベントでは撮影エピソードも次々と披露され、特に横山さんの「万引き事件」は会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

「役者人生で一生忘れないと思うんですけど、服を試着するシーンがあって、そのまま衣装を着てお店の外から出て、車に戻ったんです。そしたらピピピピ！と服についていたブザーが反応して、店員さんから出演者と気づかれず、『ダメです！』と万引きに間違えられました」と語る横山さん。このエピソードに共演者たちも大爆笑だった。

また、映画の冒頭で亀吉の池が干上がっているのを小芝さんが発見し、亀吉を探すシーンについて、佐藤さんが「小芝さんは土の穴をかき分けて、カメを探していらしたけど、カメは土の中に生息していると思ってた？」と指摘すると、小芝さんが「違いますよ。もちろん土にいないのはわかっていますし、ここで探してくださいと言われたから掘っていったんです」と返答し、会場を再び笑わせた。

さらに小芝さんは撮影の苦労話も披露。1話冒頭の美紗がマンションから落とされそうになるシーンについて「本当のマンションで撮っていたので、首に負荷がかかって。水を飲むのも大変でした。だから撮影が終わったあとに白石聖ちゃんが筋肉疲労に効くオイルをホテルまで届けてくれて、ものすごく救われました」と感謝を述べた。

すると、白石さん演じる麗奈が親友を裏切って不幸に陥れる役柄であることを踏まえた横山さんが「それを僕、はたから見ていたんですけど、毒じゃないよなと思っていました。ニコニコしながら大丈夫？と言いながら毒を持っていったのかなと思った」と冗談めかして語り、共演者たちも大爆笑。会場も笑いに包まれた。

「タイムリープしてリベンジしたいこと」キャスト陣の意外な回答とは？

作品にちなんで「タイムリープしてリベンジしたいこと」について質問された際、黒崎さんと田畑さんが「ありません」と書いたフリップを見せて「ありませんはあかんで」と横山さんにツッコまれる場面も。

黒崎さんは「悩んだんですけど、出た答えがこれで。わたしの人生で出会った人はいい人ばかりなので、また会いたいなと思いました」と答え、田畑さんも「左に同じです。私すぐに忘れちゃうんで、前を向いて頑張りたい」と語った。

七五三掛さんは「僕はドラマの打ち上げですね。次の日仕事が早くて早く出ちゃったんですけど、出る直前に佐藤健さんから『もうちょっといてほしい、話したい』と言ってもらったけど、『明日早いです』と言って出ちゃったんです。それを今でも後悔してて。もう一回戻って、もうちょっと話したい」と後悔を告白した。

最後に横山さんが「僕、昨日焼き肉に行ったんですけど。そこで中ライスを頼んでしまって。大ライスにしとけばよかった」と語るも、しばし考えたあとに「やっぱり“ありません”」と言い直して会場を笑いに包み込んだ。

悪役に挑戦した横山と白石の複雑な心境

劇中で最低な夫を演じることになった横山さんは「全く気持ちがわからなくて。どう演じるか悩んでいたんですが、監督が『友也いいよ、いけいけ！』と言ってくれたので。そのことを信じて、4カ月、友也を全うできたと思います」と述懐。

監督からは「友也、気持ち悪いよ」と呼ばれていたとのことで、「それは褒められているのだろうか、と思いましたけど。でもうれしかったですね。言葉が通じなかったところもありましたが、監督とディスカッションできたのもうれしかった」と韓国人である監督との仕事を振り返った。

白石さんも「大変でした。表面上は仲良くしていても、マウントをとりあったり、裏腹な気持ちをはらんでいるので、このシーンではどういう見え方が適切なのかを風花ちゃんと、監督と一緒に話し合いながらやりました」と麗奈役の難しさを語った。

監督から印象的だった言葉として、撮影中に監督が足の指を骨折して、足を引きずりながら撮っていたときのエピソードを披露。「大切なシーンなのに自分が満足できないところがあったんです。時間も押しているしどうしようと思ったんですけど、監督が『麗奈が満足するまで僕は足を引きずるよ』と言ってくれたのがうれしい言葉すぎて。監督についていこうと思いました」と振り返った。

韓国で100人以上の記者が殺到！小芝風花×佐藤健が語った役への想いとは

韓国では100人以上の記者やメディアが参加する本格的な記者会見も実施された。小芝さんと佐藤さんは、日本ではなかなか見られないポージングで韓国メディアにサービスし、ソン・ザヨンプロデューサーも加わってたっぷりとフォトセッションを行った。

会見の冒頭では、ソン・ザヨンプロデューサーへの質問が飛び交った。「韓国が中心になってグローバルヒット作品を作るべきだという業界の声がありますが、この作品はその目標を念頭に置いていたか」という記者からの問いに対し、プロデューサーは「日本オリジナル版の企画のときは韓国版のヒット成果が出る前だったので、念頭には置いていませんでした」と答えた。

韓国メディアから演じたキャラクターについて聞かれると、小芝さんは「2度目の人生で復讐を決意した女性で、とても強い人なんだと思いました。1度目の人生では人に振り回されながら、それでも人を信じる強さ、目的をやり遂げるためには自分を陥れた人と一緒にいる、という強さを感じました」と美紗への想いを語った。佐藤さんは「僕が亘を演じるうえで大きな軸にしようと思ったことは、美紗を幸せにするために自分の人生を使おうと決めた男。それだけは決めて演じようと思いました」と亘役への潔さを見せた。

韓国の制作環境の違いについて聞かれた佐藤さんは「もっと違うかなと思ったのですが、そんなに変わらなかったです。それは、僕らがやることはその役のバックボーンを知って感じて演じること。監督の言葉はわからなくても言いたいことはわかりました。一つの作品に向かって同じところを見ていたので言語の違いに戸惑いはありませんでした」とプロフェッショナルな姿勢を見せた。

最後のメッセージでは、プロデューサーが「長く企画したので“ついに”という清々しさがあります。Prime Videoで1位、さらにグローバル1位を獲得してほしい」と期待を寄せ、小芝さんは「今日は初めての韓国での会見の場で緊張していますが、一人ひとりのキャラクターに物語があるので楽しんでほしい思いでいっぱいです」と作品への想いを語った。

「2度目の機会は必ずある！」―このキャッチコピーが示すように、人生をやり直したいと思ったことがある人なら誰でも共感できる、希望に満ちたメッセージが込められた本作。復讐の先に待つ美紗の真の幸せとは何か、最後まで目が離せない展開が続く。本作はPrime Videoにて毎週金曜日配信中。

配信スケジュール
毎週金曜日に2話ずつ、5週にわたって配信
第1話・第2話：2025年6月27日配信済み
第3話・第4話：2025年7月4日
第5話・第6話：2025年7月11日(金)
第7話・第8話：2025年7月18日(金)
第9話・第10話：2025年7月25日(金)【最終回】

Amazon Original ドラマ『私の夫と結婚して』作品概要
配信日：2025年6月27日より毎週金曜日 2話ずつ配信
話数：全10話
キャスト：
小芝風花　佐藤健
横山裕　白石聖
田畑智子　黒崎レイナ　七五三掛龍也　清水伸　安部聡子　津田寛治
原作： LINEマンガ 『私の夫と結婚して』(作者：sungsojak)
監督：アン・ギルホ
脚本：大島里美
企画：CJ ENM Japan 、STUDIO DRAGON
制作：JAYURO PICTURES ENT.、松竹撮影所

(C) 2025. CJ ENM Japan / STUDIO DRAGON all rights reserved

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