犬山紙子推薦!アレルギー数値100倍!?ピン芸人が描くエッセイマンガ「100倍アレルギー克服記」が発売決定
東京ウォーカー(全国版)
「R-1グランプリ」で準々決勝に進出するなど、ピン芸人として活動するちびシャトルさんによるコミックエッセイ「100倍アレルギー克服記」が太田出版より発売。2025年7月1日から予約が開始されている。
アレルギー数値「平均の約100倍」のお笑い芸人が30年の苦しみから解放されるまで

「100倍アレルギー克服記」は、アレルギー当事者やその家族から多くの反響を呼んだQJWebのエッセイ連載「限界アレルギー激闘記」を著者自らが全10話を描き下ろしたコミックエッセイ。
著者のちびシャトルさんは学生時代、一般成人男性の平均が170とされるIgE値(アレルギー数値)が「1万5000」と診断され、アレルギー反応を起こす原因は、生卵・ジャガイモ・ナス・トマト・豚肉・アルコール・ハウスダスト・ダニ・犬・猫・日光・汗など、多岐にわたることが判明。食べられるものは白米、鶏肉、グミだけだった時期もあった。
学生時代は異常なほどのかゆみで掻きむしりが止まらないため、毎晩ロープで自分の腕を縛って就寝。両親と一緒にたくさんの病院をまわり、ありとあらゆる療法を試しながら、家族みんなで乗り越えようと奮闘していく。それでも一向に改善しない状況に、つらさを吐露するシーンも。
30年にわたる苦悩と工夫の末に快方に向かい、完治することのないアレルギーと付き合いながら、お笑い芸人として人を笑わせるため、ステージに立つまでが描かれている。
東京都練馬区にある小山耳鼻咽喉科アレルギー科医院の院長であり、著者の主治医でもある小山英明先生が本書を監修。当事者やその家族に向けたアレルギー豆知識や、症状に対する適切な対処法などがわかるコラムも収録。
巻末にはボーナストラックとして、「アメトーーク!」(テレビ朝日)の「お肌よわよわ芸人」企画にも出演したお笑いコンビ・すゑひろがりずの三島達矢さんが登場。幼少期から長年アトピーで悩んできた経験談や、前向きに生きていくためのヒントを、ちびシャトルさんと対談形式で語っている。
本書の帯には、1児の母であり、自身も犬アレルギーに悩んできたエッセイスト・犬山紙子さんの推薦コメントが掲載されている。
犬山紙子さんの推薦コメント
アレルギー体質の子がいる親も
アレルギー体質の子がいない大人も
“生き延びてくれた”ちびシャトルさんとご家族の生活を知るべきだ
ーー犬山紙子(エッセイスト・1児の母)
著者プロフィール

1991年長崎県出身。IgE値(アレルギー数値)が「1万5000」(般成人男性の平均が170)と診断されるなど、幼少期からアレルギーに悩まされるも、お笑い芸人としての夢を叶えるべく活動を開始。アレルギーの影響で思いがけず肌が腫れる、赤くなることがあるため、ゴーグルと全身タイツで隠している。エレキコミックや片桐仁さん、街裏ぴんくさんと同じトゥインクル・コーポレーションに所属し、「R-1グランプリ2023」では準々決勝まで進出。
QJWebでのエッセイ連載「限界アレルギー激闘記」では、自身の重いアレルギー体質を冷静に受け止めながらも、「夢を追うなんてものは、健康体の人がやる贅沢なもの、嗜好品だと常々思います。でも諦めたくないじゃないですか。好きなことやりたいじゃないですか。諦める理由にもならないじゃないですか」とつづるなど、反響を呼んだ。
内容紹介
・中学時代はかゆみを我慢するためロープで腕を縛って就寝。それでも目が覚めると出血が…
(「100倍アレルギー克服記」第1話より)
・一向に改善することはなく、母親に弱音を漏らすシーンも
(「100倍アレルギー克服記」第6話より)
・巻末には、お笑い芸人・三島達夫さん(すゑひろがりず)との対談を収録



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