あと数センチで即死だった!?19歳で自転車事故に遭い「内臓破裂」…クスッと笑える実体験マンガ【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

早朝5時。バイトに向かっていた桜木きぬ(
@kinumanga
)さんは、T字路でバイクと衝突。その際にハンドルに腹部を強打し、内臓破裂してしまう。20年経過した今でもトラウマとなっている自転車事故について注意喚起を含めて描く実録漫画「内臓破裂メモリー」を紹介するとともに、当時の事故について話を聞いた。
読者からは「大家さんグッジョブ」などの声が!



作者の桜木きぬさんがバイク事故に遭ったのは、19歳のころだった。T字路で新聞配達のバイクと衝突し、その衝撃で前方へ吹き飛ばされ、ハンドルに腹部を強打。路上に倒れこみ、「救急車を呼んで欲しい」と頼み、緊急搬送された。「あと数センチずれてたら即死だったと医師に言われたので、そこそこ強い衝撃を受けたのではないでしょうか」と、当時の状況を振り返る。
当初は「打撲」と診断されたものの、激しい痛みで起き上がることすらできなかった桜木さん。そこへ大家さんが駆けつけ、外来の診察が始まるまでベッドで休ませてもらえることになった。時間が経つにつれてひどい黄疸の症状が現れ、検査の結果、肝臓が破裂していることが判明した。
大家さんの配慮で命が助かった桜木さんは「本当に素晴らしい判断をしてくれました」と感謝の言葉を語った。桜木さんは無事に退院はできたものの、強打した腹部には10年間もアザが残り続けたという。この体験をもとに、桜木さんは「子どもがひとりで自転車に乗って出かけるようになったので、自転車事故の怖さを伝えるために描きました」と、本作「内臓破裂メモリー」を制作した経緯を明かす。
さらに、「たとえ自分が直進していても曲がり角では往来を確認することが大切」だと、読者へ注意喚起として漫画を発信しているという。そんな「内臓破裂メモリー」は、当時の体験を時系列や事実に沿って描くだけでなく、ユーモアを交えて描いており、思わずクスッと笑ってしまうような場面も散りばめられている。重いテーマでありながらもおもしろく読みやすいので、ぜひ読んでみてほしい。
取材協力:桜木きぬ(@kinumanga)
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