宮本茉由、ドラマ『レプリカ』で念願の“悪女役”に挑戦!「悪女も制服も願いが叶った(笑)」

東京ウォーカー(全国版)

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2025年7月7日スタートのドラマプレミア23『レプリカ 元妻の復讐』(テレ東)で、主人公・伊藤すみれ(トリンドル玲奈)を追い詰める“最恐の悪女”・藤村花梨を演じている宮本茉由さん。これまでのクールなイメージを覆す挑戦的な役柄に、早くも話題沸騰中。制服姿や毒舌セリフも注目を集めている。そんな宮本さんに、出演が決まったときの心境から撮影秘話、共演者とのエピソードまでたっぷりと伺いました。

ドラマ『レプリカ』で念願の“悪女役”に挑戦した宮本茉由さん


俳優として、幅広い役を演じられるようになることは目標の一つ


――ドラマ出演が決まったときのお気持ちからお聞かせください。

原作を読んだときに、「うわ、悪女だ!」って思って。自分にこの役が務まるのかなと、正直緊張もありました。でも漫画がすごくおもしろくて、やってみたいという気持ちが勝ちました。実は、昨年末に所属事務所(オスカープロモーション)の晴れ着撮影の場で「悪女をやってみたい」と話していたんです。その時点では決まってなかったんですが、まさか本当に叶うとは(笑)。

――それは“言霊”が現実になった形ですね。

そうなんです!しかもそのときに「制服も着てみたい」と冗談交じりで言っていたら、それも叶っちゃって(笑)。ただ、来年で30歳になるので「制服は厳しいかな…」とも思っていたのですが、今回は回想シーンという形で着させてもらえて。紺色の制服に憧れていたので、うれしかったです。私の学生時代の制服はもうちょっと色味があって、ちょっと地味めだったので(笑)。

――実際に制服を着てみた感想は?

とにかくかわいい制服でした!ただ…自分に似合っていたかどうかは、皆さんの判断にお任せします(笑)。でも放送を見たら、「あっ、着てよかった」と思えました。

――その制服シーンが、なんとクランクインだったとか?

そうなんです。すみれちゃんをいじめるシーンも含まれていて、自分の中で作り上げてきた“花梨像”をお披露目する初日だったので、本当に緊張しました。監督から「憎たらしいわ〜!」と言われて、「よかった」とホッとしましたね(笑)。「早く復讐されたい」「ウザい!」とも言ってくださって、それはもう最大の褒め言葉です!

【写真】「『早く復讐されたい』『ウザい!』とも言ってくださって、それはもう最大の褒め言葉です!」

――1カ月ほど“悪女”を演じてきて、何か変化はありましたか?

セリフの語尾をちょっと伸ばしたり、花梨の特徴的なしゃべり方が、日常生活にも出ちゃってるんです(笑)。「〜ですよ〜」みたいな感じで。気づかないうちに自分に乗り移っていて、ドキドキしています。ファンの皆さんに「宮本、ちょっとウザくなった…?」と思われてないか心配です(笑)。

――宮本さんといえば、クールビューティーなイメージがありますよね。クールなイメージがあるからこそ花梨役に抜擢されたのでしょうか。

そうなんでしょうか!私も知りたいです(笑)。クールビューティーと言っていただけることもあるんですが、実際はけっこうポンコツだと思います。私自身は意地悪そうだとは思ってないんですよ!…たぶん(笑)。

――今回の役柄は、俳優としての新たな可能性を感じさせますね。

とてもうれしいです。やっぱり俳優として、幅広い役を演じられるようになることは目標の一つなので。悪女って、演じてみると意外と楽しいんです。視聴者の皆さんに“ウザい!”って言われれば言われるほど、褒め言葉として受け取っています。

ドラマ『レプリカ』で念願の“悪女役”に挑戦した宮本茉由さんが今の心境を語る

花梨というキャラクターの重みや原作ファンの皆さんの期待もあって、やっぱり緊張感はありました


――会見でもおっしゃっていましたが、男性と女性で“花梨”の受け取り方が違うという声も。

そうなんです。女性スタッフの方は「うわ〜今のはイヤだ〜!」って共感してくださるんですが、男性からは「でも花梨ちゃん、ちょっと可哀想かも」「すみれの復讐、厳しすぎない?」という声もあって。私は完全に「花梨が悪い」と思っているんですけど、そういう視点もあるんだなと新しい発見でした。

――共演者の皆さんとの関係もとてもよさそうですね。

トリンドルさんは、モデル時代から活躍されていた憧れの先輩です。実は共演が決まってからすごく緊張してたんですが、びっくりするくらい優しくて。撮影が長引いた日には「お疲れさま」って連絡をくれたり、重たいシーンのあとも「大丈夫だった?」って気遣ってくださったり。とにかく気配りが素晴らしいんです。

――木村了さんとの共演はいかがでしたか?

もう…お芝居が本当にすてきなんです。私が少しセリフのタイミングを変えてしまっても、それに合わせて自然に受け答えしてくださるんですよ。まさに“今ここ”を生きている感じ。あまりに天才すぎて、どうやってセリフを覚えているんですか?って聞いたくらいです(笑)。

――今回、木村了さんと夫婦役も演じられましたね。

あのシーンは2日間でギュッと撮ったので、正直バタバタであまり覚えていないんですが…。とにかく木村さんの演技を間近で見て、学ぶことがたくさんありました。自分もこんなふうに演じられるようになりたいと心から思いました。

――千賀健永さんとの共演は?

千賀さんも本当にすてきな方で、元気でハッピーな雰囲気を持ちつつも、周囲への気配りがすごいんです。出演者だけでなく、スタッフさんの様子までちゃんと見ていて、疲れていそうな人には差し入れをしてくれたり、現場全体を明るくしてくれる存在です。

「セリフの語尾をちょっと伸ばしたり、花梨の特徴的なしゃべり方が、日常生活にも出ちゃってるんです(笑)」

――今回の現場は初共演の方ばかりだったとか。

はい。もともと私は“緊張しないタイプ”だと思っていたんですけど、今回は花梨というキャラクターの重みや原作ファンの皆さんのイメージもあると思うので、やっぱり緊張感はありました。最初はどこまで共演者の方と話していいのか戸惑いもありましたが、役の関係性も踏まえつつ、徐々に距離を縮めていきました。

――演じていく中で、自分自身の変化は感じましたか?

今のところ、花梨はプライドが高くて感情を隠すタイプ。でも後半に進むにつれて、抑えていた怒りや悔しさ、劣等感といった感情が表に出ていくようになります。そこをどう丁寧に演じていけるかが、私の中での挑戦ですね。

――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします!

いつも応援ありがとうございます!『レプリカ 元妻の復讐』は、週明けの月曜日に、皆さんを非現実の世界に連れて行ってくれるドラマです。「来週まで頑張ろう」って思ってもらえるような、ワクワクする展開がたくさんあるので、ぜひご覧ください!

撮影・取材・文=野木原晃一

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