100日ワニ作者・きくちゆうきさんも参加!絵文字文化を作った「SmileyWorld」が一夜限りアート展を開催
東京ウォーカー(全国版)
スマホを開けば、そこには必ず絵文字がある。友達とのLINE、Instagramのコメント、仕事のチャットでさえ、私たちは絵文字なしではもはやコミュニケーションが成立しない。その絵文字文化の原点となったブランド「SmileyWorld(スマイリーワールド)」をご存知だろうか。2025年6月24日、渋谷サクラステージ「STEREO」にて、SmileyWorldの核である「感情表現」をテーマにした一夜限りのアートイベント「SmileyWorld Tokyo Gallery」が開催された。

絵文字文化の先駆者、SmileyWorldとは?
SmileyWorldは、私たちが日常的に使う絵文字文化の先駆けとなったグローバルライセンスブランド。1997年、ニコラ・ルフラーニさんがSmiley Company(スマイリーカンパニー)を引き継ぎ、オンライン上で感情を伝えるためのアイコンを開発。動物、食べ物、スポーツ、天気...ありとあらゆる感情を視覚化し、言葉の壁を越える「世界共通言語」を作り上げた。現在、H&M、ネスレ、アディダス、マクドナルド、ZARAなど世界的ブランドとのパートナーシップを通じて、100カ国以上で展開している。

『100日後に死ぬワニ』のきくちゆうきさんも参加!豪華アーティストが集結
今回のイベントでは、日本を拠点に活動する気鋭のアーティスト10名が、SmileyWorldの掲げるビジュアルアイコンやブランドコンセプトをもとに、それぞれの視点から「感情」を表現したオリジナル作品を発表。絵画、イラスト、グラフィックなど多彩な手法による作品が空間を彩った。

参加アーティストには、『100日後に死ぬワニ』の作者・きくちゆうきさん、ポップアートの旗手・ハタヤママサオさん、キャラクターデザイナーのカンダシンジさんなど、注目のアーティストが名を連ね、SmileyWorldの世界観をそれぞれのアプローチで具現化。「喜び」「愛」「希望」「驚き」などが鮮やかに描き出された本展示は、SmileyWorldの「感情でつながる世界」という理念を、来場者が視覚的に体感できる空間となった。










笑いと共感に包まれたトークセッション
単に作品を眺めるだけで終わらないのが、このイベントの醍醐味。各アーティストによるトークセッションでは、アーティスト本人が創作の背景や制作に込めた想いを語り、来場者との間に感情を介した対話と共鳴が生まれる場面もあった。
さらに、YouTube界の人気者「美術解説するぞー」こと鈴木博文さんも登壇。彼ならではの軽妙な語り口で作品を解説し、作家の意図や時代背景を織り交ぜたユニークな視点に、会場からは笑いや共感の声があがった。

2027年30周年に向けて、広がる感情表現の可能性
Tokyo Galleryでは、アーティストと来場者の想いが交差し共鳴し合う空間が生まれ、アートを通じてヨーロッパと日本の創造的・文化的な対話がさらに深まる一夜となった。SmileyWorldはこれからも、ブランドの核である「感情」を軸に、ライフスタイル、アート、カルチャーの分野で新たな表現を発信し続ける。
そして2027年、SmileyWorldは誕生30周年という大きな節目を迎える。"Express Your World(自分らしさを表現しよう)"をテーマに、世界中のクリエイター、ゲーマー、イノベーターたちと手を組み、かつてない規模のプロジェクトが動き出すという。次はどんな形で私たちの感情に寄り添い、新しい表現の可能性を見せてくれるのか。今後の展開から目が離せない。
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