【毒のこども】育児放棄された弟と姉の再会は“ゴミ屋敷”!「泣ける」結末に衝撃の声【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
「私に弟がいた!!」——主人公の恵(めぐむ)は、家の押し入れで一枚の古い写真を見つける。そこには離婚した両親と、幼い自分、そして弟が写っていた。弟の存在に大喜びした恵は、写真の裏に記された住所を基に弟に会いに行く。しかし、そこで彼女を待っていたのは悲惨な現実だった。
本作のタイトルは『毒のこども』。作者は、ゲッサン新人賞や新世代サンデー賞で佳作受賞の経歴を持つ漫画家・墨染清さん(@sumizomesei)。2024年12月まで『DLsite comipo』で『強がりユキヒト君はデレたくないのに』を連載していた。墨染さんに本作について話を聞いた。
「弟の記憶=負の歴史の象徴」作者が語る姉弟の真実
恵は弟の存在について友達に「さっぱり覚えてない」と笑っていたが、本当は覚えていたのか、それともつらい記憶を無意識に封印していたのか。墨染さんは「恵は弟のことを忘れていたわけではなく、考えないようにしていただけだ。“弟の記憶=自分の負の歴史の象徴”だったため、普段明るくふるまっている彼女は、その話題に触れようとしなかった。誰かに話すことも、自分で思い出すことも避けていた」と、恵の複雑な内面を解説した。
本作を含む墨染さんの作品の9割が埼玉県を舞台にしている理由を尋ねると、「埼玉県が好きだから。一度も訪れたことがないのに、なぜか惹かれるものがあります。東京ほど人が多すぎず、かといって田舎でもなく、適度に賑わいがありながらも穏やかな空気が流れていそう…。そんなイメージが私の中で定着しており、それが私の描きたい世界観とぴったり合うため、自然と埼玉を舞台にすることが多くなりました。いつか必ず埼玉県を訪れて、本場の空気を味わいたい」と、その理由を語った。
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