ママタルト檜原さんがゲームの神様と繰り広げた、Nintendo Switch 2をめぐる心理戦の一部始終とは?

東京ウォーカー(全国版)

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「ママタルト檜原の楽しみ日記」第16回 撮影=千葉タイチ/撮影協力=国営昭和記念公園

「M-1グランプリ」にて2022年から2年連続で準決勝に進出し、2024年には悲願の決勝進出と着実に認知度を高めているお笑いコンビ・ママタルト。独特な言い回しの長尺ツッコミが癖になるツッコミ担当・檜原洋平さんは、持ち前の陽気な性格とハッピーオーラで笑顔を届けるご機嫌ボーイだ。「ママタルト檜原の楽しみ日記」では、そんな檜原さんの生活にある“お楽しみ”を皆さんにおすそ分け!第16回は、檜原さんがオススメする倒夏術とゲームの神様と繰り広げた心理戦について。

【写真】ゲームの神様へのアピールに成功し無事「Nintendo Switch 2」を手に入れたママタルト檜原さん 撮影=千葉タイチ/撮影協力=国営昭和記念公園

第16回「マリオカート ワールド」


第16回の更新です。

夏がきましたね。

エッセイを16回も更新して更新の鬼になった僕が、鬼ゆえにこの夏の暑さを大したことないと思っていると言ったら嘘になるやろう。そこは一緒といって過言ではないやろう。

みなさんはどんな暑さ対策をされていますか?

「日傘やモバイル扇風機のような近代兵器を使ってるでぃ」という人もいれば、「帽子とうちわの古代兵器の組み合わせでやらせてもらっとるでぃ」という人もいるでしょう。

 撮影=千葉タイチ/撮影協力=国営昭和記念公園

そんな皆さんに教えてあげたい、僕が提唱する最強の暑さ対策。それは“背中タオル”。

背中タオルと言っても、一体どういうことなのかイメージができない人がほとんどだと思います。僕が説明します。

服と背中の間にタオルを挟みます。

相当なシンプルさに面食らったやろう。

僕がおばあちゃんから教わった倒夏術(暑い夏を倒す術のこと)のひとつである背中タオルを読者の皆さんも騙されたと思ってやってみてほしい。エアコンの効いた室内に入って背中タオルを背中からするりと抜いたとき、その解放感に驚くに違いない。夏にリュックをしょっている人はとくにやってほしい。リュックにも汗が染みなくてウィンウィンの関係を築けるやろう。リュックと。

 撮影=千葉タイチ/撮影協力=国営昭和記念公園

今回のお楽しみは『マリオカート ワールド』。

僕はぷよぷよだけで1260時間遊んでいて、ぷよぷよをオンラインで遊ぶためにNintendo Switch Onlineに8年加入しているので、Nintendo Switch 2の抽選に応募する条件をクリアしていました。なので、もちろん抽選に応募。

その後インスタグラムのストーリーズで、第1回の抽選に外れた時は「落選!しかしとくに慌ててやりたいゲームのない俺は落ちるにふさわしいやろう!逆によかった!」と投稿。

第2回では「落選!当たったところで果たしてほんまに『マリオカート ワールド』をめっちゃやるのかと言われたらそれは怪しいところやったから外れるべき人間が外れたといっていいやろう!」、第3回では「第3回の落選は正直想定済みやった。何の意外性もない。落選のイメージが沸いていた。ここで当選するならすでに当選してるやろっていう感覚やった。第3回で落選した人は全員そう思ってたんちゃうか!」と投稿し、ゲームの神様へのアピールが成功したことで第4回の抽選で当選することができた。

これは完全に読み通りの当選やった。

 撮影=千葉タイチ/撮影協力=国営昭和記念公園

第1回、第2回では落選を悲しみながらも人生の楽しみはゲーム以外にもあり、もちろん今持っているSwitchを遊ぶこともできるので大丈夫、むしろもっと欲しがっている人にSwitch2が渡って嬉しがっているという前向きな姿勢をアピールし、ゲームの神様から悪くない評価を獲得することに成功。僕はゲームの神様にとって、最近言葉を喋れるようになった甥っ子のようにかわいいポジションになっていた。

そのあとの第3回の落選のリアクションがよかった。ゲームの神様的には教育の意味であえて落選させたのに、僕にすねられたから結構慌てたと思う。ゲームの神様は僕の笑顔を見るのが楽しみなのに、僕に「Switch2ええわもう」というような状態になられたら2、3日寝込むしかなくなってしまう。

その後すぐに第4回で当選させてくれた。

ただこのエッセイもゲームの神様に読まれてしまっているので、Switch2の後継機に当選するのは難しくなってしまった。このエッセイをゲームの神様が読んだら、「なめんなし。次から当たらんようにするし」と若干機嫌が悪くなってしまうと思う。

しかしその時はその時で新しい作戦を考える。僕とゲームの神様の戦いは始まったばかりやろう。

 撮影=千葉タイチ/撮影協力=国営昭和記念公園

家にSwitch2が届いてから『マリオカート ワールド』を3日に一回くらい1時間半ほどプレイしていて、電源をつけるたびに「落ち着いた大人やなあ」と思う。「明らかに大人が、『マリオカート ワールド』を嗜んでいるペースやなあ」と思う。それくらい『マリオカート ワールド』を大人な距離感で遊んでいる。

『マリオカート ワールド』を遊ぶ時はサバイバルモードで遊んでいる。

サバイバルモードというのは最初24人から始まりチェックポイントを通過するたびに20人→16人→12人→8人→4人→ゴールと参加者が減っていくモードで、スリルと興奮溢れる最高のモードである。

このモードのオンライン対戦が楽しくて、部屋で一人で声を出している。

 撮影=千葉タイチ/撮影協力=国営昭和記念公園

さっきまで1位だったのに3秒くらいで22位まで順位が下がったりした時は、

「おいおいおいおいやめてくれよもう!さっきまで1位やったのに!でもこっから巻き返すでぃ!!負けへんでぃ!!ティリリティロリティリリティロリティッティッティッ…!(ハテナブロックが割れる)よっしゃ金色のキノコ引いたでぃ!ソイソイソイソ〜イ!!19位ぃ!!!セーーーーーーフ!!!!」

と部屋で言ったりしている。もちろん、ティリリティロリティリリティロリティッティッティッの部分もに決まってるやろう。

みなさんもマリオカートで戦おう。

「Nintendo Switch 2」と「マリオカート ワールド」提供:ママタルト檜原洋平

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