【東海紅葉さんぽ】9日間の特別公開!近代文化遺産・愛岐トンネル群に行ってみよう!
東海ウォーカー
1966年に廃線となった旧国鉄中央西線を市民の有志が整備し、春と秋の年2回のみ特別に公開となる近代文化遺産「愛岐トンネル群」。今秋は2017年11月25日(土)から12月3日(日)まで公開される。片道約1.7kmの道のりには、文化遺産のトンネルが4基あり、秋には県下有数の大樹・三四五(みよい)の大モミジなど、約200本のモミジを観賞しながら散策が楽しめる。

【紅葉DATA】色付き始め:11月中旬/落葉:12月上旬/ライトアップ:なし/紅葉まつり:なし/規模:約200本

「愛岐トンネル群」の近くには駐車場がないので電車で行くのがオススメだ。最寄り駅となる定光寺駅に停車する列車の数は通常1時間に2本程度。しかし期間中は臨時列車が運行され、1時間に5・6本の列車が停車する。庄内川沿いにある定光寺駅からの眺めも抜群で、ホームから水辺の紅葉が満喫できる。

散策のスタート地点となる赤レンガ造りのトンネルは、定光寺駅から約200mのところ。モダンな情緒が感じられる約76mの3号トンネルを抜けた先には、竹林と紅葉を同時に楽しめるスポットが登場する。


さらに進んで、4号トンネルを抜けると目の前に現れるのは三四五の大モミジ。この大モミジは切り株が100年以上育ち、立派な巨木に成長したものだ。上から順に色付いていき、約1か月かけて落葉していく。大モミジの近くには座ってゆっくり鑑賞できる場所が設置されている。

また4号トンネルと5号トンネルの中間地点には、クギを使わず、保存会の会員が手作りした木製水車がある。近くには滝も流れ、水車が回る様子に癒されそうだ。

入口から約1.3km進んだところには、期間中限定でコンサート広場が設置される。土曜・日曜には特別イベントとして音楽ライブが開催。またマルシェ駅ではお茶を入れる復刻版の汽車土瓶(500円)や弁当などを販売しているので、休憩がてらに立ち寄ってみよう。

そして、今回の「愛岐トンネル群」のルートで最長となる333mの6号トンネルを抜けると折り返し地点に。行きのルートを振り返るよう折り返しの帰路もいいが、川辺を通る玉野古道から帰ってみるのもオススメ。

この「愛岐トンネル群」の特別公開は、毎年約3万人の人が訪れる。混雑を避け、ゆっくり紅葉鑑賞を楽しみたいという人は平日の10:00ごろに到着するように行こう。【東海ウォーカー】
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