ブラックサンダーでお馴染み、有楽製菓のスペシャリティ部門「YURAKU CHOCOLATE SHOP」でチョコの深みを体験してみた!

東京ウォーカー(全国版)

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西武拝島線・東大和市駅から歩くこと約10分。住宅街の先に、あの「ブラックサンダー」で知られる有楽製菓の本社工場がひょっこり現れる。併設されているのは、ファン垂涎の直営店「YURAKU CHOCOLATE SHOP」。小さなショップだが、一歩入ればそこはチョコレートの宝庫だった。

普段コンビニでは見かけることのないレアなチョコレートが数多くそろうのが魅力


店内には、定番商品に加えて工場直送スイーツや地域限定アイテム、ここでしか味わえないアイスまでずらり。しかも、タイミングがよければ、レジの後ろから製造工程の様子がチラッと見えることも。限定のチョコや割チョコ系もそろっていて、棚の前であれこれ悩む時間もまた楽しい。工場の気配を感じながらお菓子を買う、そんなちょっと特別な買い物ができる場所だ。

【写真】工場直営だけあり、レジの後ろでは製造工程を見ることができるケースも


ファンなら一度は味わいたい。編集部注目の推しチョコ5選

直営店には、有楽製菓ファンも思わずうなる名作スイーツがずらり。なかでも、編集部が“これは外せない”と唸った注目の5商品をピックアップ。どれも、ひとクセあるこだわりが光っていて、コンビニでは見かけない特別なラインナップだ。

30周年を迎え、よりザクザク感がアップしたブラックサンダー。ここでは、ご当地でしか買えないレアな地域限定ブラックサンダーも購入可能だ


●ブラックサンダーケーキ

ブラックサンダーケーキ。公式オンラインでは2700円だが、ここでは1980円とリーズナブルに購入できるのがうれしい

ブラックサンダーらしいザクザク感と、チョコムースのなめらかさが重なり合った、直営店とオンライン限定の本格スイーツ。ガナッシュと2種類のムースを重ねることで、濃厚ながらもくどさのないバランスに仕上がっている。冷凍・半解凍・全解凍と、温度によって変わる味と食感も魅力。シャリっと爽快な冷凍、なめらかでとろける半解凍、ふんわり軽やかな全解凍と、それぞれの楽しみ方ができる。

ムースの滑らかさとブラックサンダーのザクザク感が楽しめる2層仕立て


広報の牧さんによると「“冷凍の状態と半解凍の状態と解凍の状態、それぞれおいしさが違う”と、担当の子からおすすめされました。私は冷凍のほうがいいと思うんですけど、解凍だとムースが柔らかくなるので甘みが強く感じられるみたいですね」とのこと。スタッフの声に背中を押され、思わずどちらの状態も試してみたくなる。甘さ控えめで、チョコ好きをじわじわ虜にする一品だ。

●デラックスミルクチョコレート

デラックスミルクチョコレート(1160円)

1979年の発売以来、レシピを変えることなく作り続けられている、有楽製菓の原点ともいえるチョコレート。昭和後半生まれの世代は、子どものころに食べたという人も多いはずだが、今食べてもその懐かしさとおいしさにハッとさせられる。しっとりと厚みのあるチョコを口に運べば、優しい甘さとまろやかなミルク感がじんわり広がる。どこか懐かしく、ほっとするような味わいだ。飽きのこないシンプルさがありながら、物足りなさは感じさせない。世代を問わず安心して楽しめる、長く愛される理由が詰まったロングセラー。

●トースト専用 ブラックサンダー

トースト専用ブラックサンダー(1枚180円)

パンにのせて焼くという新発想から生まれた、直営店の人気アイテム。見た目はおなじみのブラックサンダーのようだが、実は焼くことで本領発揮するよう設計されている。トースターに入れると、チョコがじゅわっと溶け、ザクザクのクッキー生地がそのまま残るように開発されたそう。

パンに乗せてトースターで焼くだけで手軽に味わえる。店舗では、バナナを乗せたり、ポテトチップに合わせたりしたアレンジメニューが紹介されているのでチェックしてみて


パンにほんのりチョコが染み込み、表面はカリッと香ばしく、中はしっとりとした食感に仕上がる。普通の板チョコでは出せない、食感と香りのコントラストがたまらない。焼き時間やパンの種類で微妙に仕上がりが変わるのもおもしろく、自分だけの“ベスト焼き”を見つけたくなる。さらに、店頭ではバナナやハチミツを使用したアレンジメニューを紹介するレシピも配布されている。気になる人はぜひ足を運んでゲットしよう!

●白いブラックサンダーどらやき

白いブラックサンダーどらやき(4個入り1250円)

北海道で人気を集めたご当地スイーツが、ここ東京の直営店にも登場。どらやきとブラックサンダーという意外な組み合わせだが、その相性は驚くほど抜群。もちもちとした生地に、ホワイトチョコクリームとザクザククッキーがぎっしりサンドされており、一口かじると和と洋の味と食感が一度に押し寄せてくる。優しい甘さに包まれながらも、食べ応えはしっかり。ザクザクとした軽快な歯ざわりと、生地のしっとり感が絶妙に絡み合い、気づけばあっという間に完食してしまう。ご当地感と驚きが詰まった、ここでしか手に入らない特別なスイーツだ。

●割チョコミルク ヘーゼル

割チョコミルク ヘーゼル(980円)

ナッツの香ばしさとミルクチョコのまろやかさが融合した、食べるたびにクセになる割チョコ。ヘーゼルナッツをキャラメリゼしてペースト状にしたヘーゼルナッツプラリネを、ローストアーモンドや薄焼きクレープのようなフィアンティーヌとともに混ぜ込んだ生地は、見た目以上に贅沢。手に取って口に入れると、まず感じるのは“ガリッ”“ザクッ”とした食感のインパクト。そして広がるのは、ナッツの香ばしさと、まろやかなチョコレートの深いコク。甘すぎず、重たすぎず、ちょうどよい濃さに仕上がっているので、コーヒーや紅茶のお供にもぴったり。小腹を満たすおやつとしても、ちょっとした手土産にも喜ばれること間違いなし。

直営店だけの味をその場でパクッ。濃厚ソフトクリームと限定アイスにも注目!

デラックスソフトクリーム(各350円)

ここでしか味わえない季節限定のデラックスソフトクリームも人気。豊橋店では販売しておらず、東京工場直営店だけの特別メニューだ。フレーバーは、チョコとバニラの2種類。チョコはカカオの香りがふわっと広がる濃厚系、バニラはミルク感たっぷりで優しい甘さ。どちらも一口食べれば、思わず顔がほころぶおいしさだ。ソフト目当てで訪れる人も多く、週末には入口まで行列ができることもあるという人気ぶり。ブラックサンダーのトッピングなど、新しい展開にも注目したい。

ブラックサンダーカップアイス(370円)


そして、冷凍ケースで静かな人気を集めている「ブラックサンダーカップアイス」は、知る人ぞ知る限定アイスだ。濃厚なチョコレートアイスに、ザクザクのココアビスケットをたっぷり混ぜ込んだ一杯は、まさに“冷たいブラックサンダー”。東京工場直営店・豊橋直営店の2店舗だけで販売されており、通販や一般流通は一切なし。数量限定のため、タイミングによっては売り切れも。見つけたら迷わず手に取りたい、超レアなご褒美スイーツ。

小さな町の洋菓子店のような佇まいの直営店


チョコ好きなら、ここは絶対に外せない。買って、選んで、食べて、発見して。東京・小平の一角にある直営店で、ちょっとディープな“ブラックサンダー沼”に浸かってみては?

取材・文・撮影=北村康行

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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