新クルーズ船やヨルシカコラボのイルカショーまで!横浜・八景島シーパラダイスの夏イベントを体験レポート
東京ウォーカー(全国版)
2025年7月19日から8月31日(日)まで、横浜・八景島シーパラダイスでは「夏パラ!水あそび&夜あそび」と題し、夏向けのイベントを多数開催中だ。開催日に先駆けて行われたメディア向け内覧会に足を運んだウォーカープラス編集部が、その見どころを一挙紹介する。

最新クルーズ船「Paradise CruiseⅡ」がデビュー

今夏の横浜・八景島シーパラダイスで大きな見どころのひとつと言えるのが、2025年7月19日より営業を開始した新クルーズ船「Paradise CruiseⅡ(パラダイスクルーズ・ツー)」だ。1993年開業当時から32年にわたり就航し、2025年7月8日をもって営業を終了した初代クルーズ船「パラダイスクルーズ」に代わり誕生した2代目クルーズ船で、2階建ての双胴船となっている。

双胴船は2つの船体を甲板で平行につないだ船で、デッキの面積を広くとることができ、安定性が高くなるのが特徴。本船の定員は140人で、初代パラダイスクルーズの2倍に増えた。
1階の船内には、シート席のほか、イミテーションの操舵輪やスロットルレバーが設けられ、子どもたちが船を操るような体験を楽しむことができる。また、貸し出し用の船長帽もあり、船長気分での記念撮影も可能だ。

階段を昇り、屋根のない2階に出ると、潮風や太陽の光を直接感じられる開放的な空間が広がる。可能な限り遮蔽物を取り除いた設計で、360度、よりダイナミックな景色を楽しめる仕様だ。さらに、先代クルーズ船より船速が増し、最大で10ノットの速力が出せるという。

クルーズの所要時間は約15~30分(※シーズンにより変動あり)で、八景島周辺海域を巡る。東京湾を行きかう商用船や護衛艦といったさまざまな船舶を陸上よりも間近で眺められるほか、遠くに見える房総半島やみなとみらい21、海上ローラーコースター「サーフコースター リヴァイアサン」を海から見上げる光景など、先代クルーズ船から航路を広げたことでより多彩な景色が広がる。タイミングがよければ、普段見られない角度から、コースターが疾走する様子を見ることができる。さらに、船内に設置された双眼鏡(1回100円)は20倍望遠で、気になった景色をより鮮明に眺められる。記者も双眼鏡の使用時間いっぱいまで、コースターの骨組みや船舶をじっくりと観察できた。
料金は中学生以上1回1000円、小学生1回500円と、気軽に楽しめる金額なのがポイント。シーパラプレミアムパス、ワンデーパス、プレジャーランドパスでの利用も可能だ。
イルカの水しぶきが直撃!ずぶ濡れも楽しい「バンドウイルカのスプラッシュタイム」

横浜・八景島シーパラダイスと言えば、見逃せないのがイルカショーや触れ合い体験。7月19日から、2つのイルカプログラムがパワーアップして登場している。
1つ目は、水族館「ふれあいラグーン」内のホエールオーシャンで期間限定で行われる「バンドウイルカのスプラッシュタイム」。約10分間、スタッフによるイルカの生態の解説を聴きながら、イルカの“尾びれ”の力強さを直に体験できる演出として、イルカたちが尾びれをひらめかせプールの水を盛大にかきたてるというものだ。

その豪快な水しぶきは生半可なものではなく、最前列は砂かぶりならぬ水かぶり席といった様子でずぶ濡れ必至。少し離れたところで撮影していた記者もあちこちに水を被っていた。水しぶきをフルに体感したい人は、八景島内で着替えを購入するか、事前に着替えを用意しておくのがおすすめだ。もちろん、濡れたくはないという人は後方に陣取れば届かないので安心して観賞できる。

各回約10分間で、7月31日までの期間は、平日12時30分から、土休日は14時10分から初回プログラムがスタート。8月18日(月)から22日(金)、8月25日(月)から29日(金)は12時30分スタート、8月の土日祝日、および8月9日から17日(日)までの期間は14時10分スタートとなる。
夜のシーパラだけの、映像・光・音・噴水のイルカショー「LIGHTIA~七色のキセキ~」

2つ目は、アクアミュージアム4階のライブスタジアムにて実施するイルカナイトパフォーマンス「LIGHTIA~七色のキセキ~」。2018年の初演から好評を博すLIGHTIAがリニューアルし、フィナーレではヨルシカの楽曲『晴る』とコラボレーションしたものだ。
映像とナレーションで過去・現在・未来を旅するストーリーが展開され、その映像をはじめ光や音に彩られるプール内を、演出にシンクロしたイルカたちがさまざまなパフォーマンスを披露する内容。本物のイルカがリアルタイムで泳ぐ中、演出と同期し見事な演目を繰り広げる光景は見応え抜群だ。

生命の調和をイメージした緑の世界、地球初期を表現した赤の世界、深海・生命誕生を象徴した青の世界、そして1万年後の未来を描いた黄色の世界の4章構成で、章ごとに荒々しい演出、トレーナーとイルカの絆を感じさせるパフォーマンス、映像との調和に没入する章と、それぞれ演出の方向性が異なるのも魅力と言える。

プログラムは約20分間で、8月31日(日)までは19時15分スタート(※8月30日(土)のみ休演)。夏以降も継続して開催予定だ。
「LIGHTIA~七色のキセキ~」と合わせて味わいたい夏グルメ

ドルフィン ファンタジー横にあるファストフード「ドルフィン」では、LIGHTIA イメージドリンクがラインナップ。「LIGHTIA イメージドリンク 色の融合 The Rainbow World」(600円)は、色相がグラデーションのように重なった見た目が美しい1杯。LIGHTIA イメージドリンク「緑の世界 The Green World」「赤の世界 The Red World」「黄色の世界 The Yellow World」(各800円)は、蓋つきボトルで持ち歩きができる。記者が注文した「緑の世界 The Green World」は、柑橘系の酸味とともにすっきりと飲める味わいで暑い時期にはうれしいフレーバーだった。


残るLIGHTIA イメージドリンク「青の世界 The Blue World」(800円)は、ベイマーケットB棟1階にあるレストラン「Seafood & Grill YAKIYA」で販売。こちらも蓋つきボトルでの提供だ。また、Seafood & Grill YAKIYAではカラフルな「シロップかけ放題かき氷」(500円)も夏の注目メニューとなっている。食べ放題利用の場合は食べ放題料金に含まれるので要チェック。

このほか、海Cafeではアザラシの白い赤ちゃんをアイスでかたどり、イチゴやキウイ、ブルーベリーなど彩り豊かなフルーツをあしらった「赤ちゃんアザラシのトロピカルフルーツパフェ」(店内960円、テイクアウト942円)がかわいらしい涼フルーツとして見逃せない。また、マンジャーレの「チョリソーとオクラのガーリックアラビアータ」(1380円)は、暑い夏でも食欲をそそるパスタだ。
昼と夜、それぞれスペシャルな夏イベントが盛りだくさんの横浜・八景島シーパラダイス。楽しみ方は自由自在なので、この夏はシーパラに出かけて特別な思い出を作ろう。
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