春の満員電車→「あの人たちは今どこに?」心が削られる“満員電車のリアル”に共感の嵐【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

「月刊アフタヌーン」四季賞佳作を受賞し、商業誌で読切を描く新人漫画家ふみんさん(@huuuminging)は人間が抱える繊細な感情や内面を描く描写を得意とする。今回紹介する『春の行方』は、2023年4月にpixiv月例賞優秀賞を受賞した作品だ。春の通勤電車を舞台に、さまざまな感情を抱えた人々の揺れ動く様子が描かれる。
「感情が日常に溶ける」…作者が語る作品の核



作中で出てくる「どこに消えるんやろ」「溶けちゃうんだよ」というやりとりが印象的だと指摘すると、ふみんさんは「現実ではドラマのような出来事が起こらなくても、日常は否応なく流れていく、感情も同じようにぼやぼやしていって日常のなかに溶けてしまう。何もかもが押し流されていく。そういう日常を積み重ねていくうちに“自分の内なる嵐”に翻弄されない大人になっていくのかなという想いを、漫画に込めて描きました」と、その深層を語った。
また、『息苦しくない日常へ』はコロナ禍が終息し、“マスクを外す日常”に戸惑って息苦しさを覚える主人公を描いた作品だが、さまざまな感想が寄せられた話題作だ。ぜひこの2作を併せて読んでみてほしい。
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