【怖い話】凍ったダムに巨大な穴が出現? 恐怖の「人食い池」が引き起こす奇妙な事故【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア
大きく開いた口のような穴画像提供:色白ゆうじろうさん

数年前からホラー漫画を描いている色白ゆうじろうさん(@mrwhiteblogger)は、SNSを中心に短編漫画を発表している。彼の独特な世界観はなんとも魅力的で、どの作品も続きが気になるものばかりだ。今回はX(旧Twitter)に投稿されている漫画「車線規制」を紹介するとともに、著者が本作を描くうえで苦労した点などについて聞いた。


「左いけ」の看板が誘う恐怖:人食い池の罠

「車線規制」1-1画像提供:色白ゆうじろうさん

1-2画像提供:色白ゆうじろうさん

1-3画像提供:色白ゆうじろうさん

関東に住むEさんは、年末年始の休暇に入り、家族を乗せて山口県北部にある渦目ダム付近の高速道路を走っていた。この日は寒波が到来し、高速道路には新雪が積もっていた。

そして、氷結した池の真上にある高架橋に差し掛かったとき、「左いけ」という車線規制の看板が見えてくる。Eさんは『なんの規制だろう』と胸騒ぎを覚えたが、妻に促されて左車線へ進路変更する。その後も看板がずらっと並び、Eさんはひたすら左へ車線変更を繰り返した。

一番左側まで来たとき、車はガードレールが壊れた方向に誘導され、衝突してしまう。車は今にも下に落ちそうな状態だったため、Eさん一家は車から脱出する。その際、彼らはガードレールの下に大きく開いた口のような奇妙な穴を発見した。

Eさんと妻が周りを見渡すと、先ほどまであった交通規制や警備員の姿はどこにもなかった。Eさんが携帯で警察を呼んだことで、思いもよらない事実を知ることになるのであった。

作者が語る創作の苦労と「奇妙な力」の正体


本作を描く上で苦労した点について、色白ゆうじろうさんは高速道路という舞台設定におけるパース(遠近法)の難しさをあげた。見慣れた道路でも、いざ漫画で描こうとすると整合性のある風景がなかなか描けず、本作での苦労をきっかけに遠近法の教本を購入したと語る。

巨大な「人食い池」に落ちずに済んだEさん家族が、なぜ封鎖中の道路に進入できたのかという謎について、作者は「自覚なく」と前置きしつつ、まるでワープしたかのように迷い込んだ可能性や、何かが一時的にバリケードを消し去った可能性を示唆する。いずれにせよ、「奇妙な力」が働いたのは確かだろうと述べている。

まんがを読む

取材協力:色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全25枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

夏休み特集2025

夏休み特集 2025

ウォーカー編集部がおすすめする、この夏の楽しみ方を紹介。夏休みイベント&おでかけスポット情報が盛りだくさん!

CHECK!夏祭り 2025の開催情報はこちら

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る