【寝る前にホラー】“日本一のカカシ村”なのに、カカシの出所を誰も知らない…正体不明の現象が迫る恐怖【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

猛暑の週末はお家でのんびり漫画三昧…!2025年上半期にバズった漫画をあらためて紹介!
今回、的野アンジ(
@matonotoma
)さんの漫画『僕が死ぬだけの百物語』(小学館)内の一篇「カカシ村」をお届けする。
謎に包まれたリアルなカカシにゾッとする短編ホラー
『僕が死ぬだけの百物語』は、「少年サンデーS(スーパー)」および「サンデーうぇぶり」で連載されたコミックス全10巻のホラーオムニバス漫画。「カカシ村」は、第5巻に収録されたエピソードで、“日本一のカカシ村”と呼ばれるとある農村を舞台に、少年が恐怖の体験に遭遇する短編だ。



少年の暮らす農村は“日本一のカカシ村”と呼ばれてはいるものの、それは村おこしや伝統によるものではなかった。精巧な顔がかたどられたカカシが、誰も知らない間に村に増えている現象が繰り返されているからだった。
片付けの現場に出くわした少年はカカシを運ぶのを手伝い、発見した村人の男性にカカシが現れはじめた時期を訊ねる。しかしそれも定かではなく、男性も「この機会に調べてみようかね」というばかりだ。


次の日、少年は道の真ん中に一体のカカシが置かれているのを見つける。そのカカシは、前日話した男性の顔そっくりで――、という物語。「知らぬ仏」、あるいは「好奇心は猫をも殺す」ということわざ通り、謎に深入りすることで恐怖を招いてしまう短編となっている。
的野さんによると、『僕が死ぬだけの百物語』以前に短期連載していたホラー作品『穴の家』が好評を集めたことから、新たにホラー漫画の連載企画が立ち上がったのが本作誕生の経緯だという。
一方、ホラーというジャンルは編集者のすすめで描きはじめたもので、もともとは「ただただ恐ろしく、関わりたくないもの」だったそう。「夜に怖い気持ちでいるときは、あらゆる物や音が気になってしまいます」と、その一面を明かす。
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取材協力:的野アンジ(@matonotoma)
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