SKE48菅原茉椰の卒業記念となる2nd写真集が発売「写真集で縁がつながることを楽しみにしています」
東京ウォーカー(全国版)
SKE48の中心メンバーとして常に第一線で活躍してきた菅原茉椰(すがわら・まや)さんが2025年8月末でグループを卒業する。今回、卒業記念となる2nd写真集『Opportunity(オポチュニティー)』が8月6日に発売された。そんな彼女に今作に込めた想いや撮影の裏側、そして卒業への決意について、じっくりと語ってもらった。

「SKE48でアイドルをした集大成の1冊に」
――卒業タイミングの2nd写真集になりましたね。2nd写真集が決まったときの気持ちはいかがでしたか?
1st写真集を出したときから、次に出せるとしたら卒業のタイミングだなとずっと思っていました。自分が想像していたよりも卒業は早くなってしまいましたが、またこうして早いスパンで写真集を出させていただけるのは、すごくありがたいと思っています。

――1st写真集とはまた意味合いが違う1冊になったと思いますが、どんな写真集に仕上がったと思いますか?
ちょっと大人っぽく背伸びした自分が写っている写真集だなと思います。タイトルの『Opportunity』の下に、“SKE48菅原茉椰2nd写真集”と書いてあるんですけど、SKE48菅原茉椰として出せる本はこれで最後だと思って、全部出し切って撮影に臨みました。本当に、SKE48でアイドルをした集大成の1冊になっています。

――1st写真集と比べて、今回こだわったポイントはありますか?
1作目を作ったからこそ、2作目はこんなふうにしたいという想いが湧いてきて、こだわって作ったのですごく楽しかったです。特に衣装を着てアイドルをしている自分の姿を納めたかったので、すごくこだわりました。台湾で撮った写真を本の半分以上で使わせてもらっているんですけど、後半からは劇場やレッスン場で撮ってもらったりして、そういうちょっとアイドル面の部分も入れさせてもらっています。
2nd写真集はサイズも大きくなっています。やっぱり大きければ大きいほど、細かいところまでしっかりと見られるのがよかったです。表紙の紙をサラサラのものにしたり、左開きにしたり、前作とは見た目から全然違うようにしています。

――完成した写真集を手にしたときは、どんな気持ちでしたか?
自分の頑張りがこうして形になって、うれしいです。1stに比べると判型が大きいので、重いなと思いました!
――表紙を決めたポイントも教えてください。
通常版の写真は、撮影しているときからすごく雰囲気がいいと思っていて。スタイリストさんからもいいと言われていたので、撮影したときから“これは表紙だな”と思っていました。台湾に行った感じもすごく出ていると思います。今回、特別版も2種類あるんですけど、3種類とも違う雰囲気でお気に入りです。『Opportunity』のタイトルロゴもすべて変えているので、ぜひ3冊並べていただきたいです。
――タイトルを『Opportunity』にした理由は?
もともと英語のタイトルがあったらいいなと、個人的にずっと思っていて。表紙を決めて提出したあと、秋元(康)先生から候補が届いて、その中に1つだけ英語のタイトルがあって、それが『Opportunity』だったんです。秋元先生はなんでこんなにわかってくださっているのかと、すごいなと思って運命を感じました。“Opportunity”は“機会”という意味で、前作の『シャッターチャンス』とはちょっと意味が違うけど、なんとなくつながりがあるのがいいなと思いました。

――タイトルの流れで伺います。SKE48では、たくさんの“チャンス”が巡ってきたと思いますか?
はい。思います!10年頑張ってきたからこそできた写真集だと思います。
――現役メンバーで写真集を2冊出せる方は、AKB48グループの中でも限られていると思います。
ありがたいことだと思います。1stからあまり間を開けずに2ndを出せたこともうれしいです。

「写真集はSKE48にいた証明になるものです」
――秋元先生から届いた「人には、様々なチャンスが巡って来る。それをどう生かすか?は、本人次第だ。菅原茉椰のこの写真集を観た時、彼女のOpportunityを感じた」という帯文については、どう感じましたか?
努力はし続けなければいけないなと、あらためて思いました。SKE48の活動をしていて、たくさんチャンスが巡ってきたので、結果を出せるように最善を尽くしてきたんですけど、うまくいかないことも確かにたくさんあったなって。でも、これから先もどんなチャンスがやって来るかわからないので、チャンスを呼び寄せられるように頑張りたいと思います。

――撮影は台湾でしたね。現地での撮影はいかがでしたか?
楽しかったです。前作と同じチームでやらせていただいたので、自分の嫌なものとか好きなものがわかってくださっていて、変に気を張ったりせず、楽に撮影ができました。台湾は行ったことのない地だったので、見るものすべてが新鮮でした。天気には恵まれなかったんですけど、曇っているのが逆に台湾らしくアンニュイな雰囲気が出せました。前作のフレッシュな感じとはまた違っていて、いいなと思います。
――2nd写真集は、菅原さんにとってどんな存在になりましたか?
SKE48にいた証明になるものです。SKE48の菅原ですということも、卒業したらなくなるので、“形見”です。写真集の最後のほうに、思い出の衣装たちとの写真もあります。1つだけちょっと違う衣装もありますが、それ以外は自分のオリジナル衣装と一緒に写真を撮らせてもらっていて。それってSKE48じゃないとできなかったことで、10年間頑張ってなかったらもらえてなかった衣装たちなので、それがすごく詰まっている1冊になっています。この1冊を出すことができて、やりたかったこともすべてできて満足です。

――卒業記念の写真集となってしまいましたが、卒業を決めた理由は何ですか?
アイドルをやりきったなって思いますし、次にやってみたいなって思うことがあったので卒業を決めました。いつまでもいたいと思うグループで、いればいるほど、次に一歩踏み出すのが怖くなっちゃうので、次に踏み出したいって思う気持ちが背中を押してくれた今、その気持ちがなくなる前に旅立たないと、いつまでもSKE48にいちゃうと思ったので決意しました。
自分が辞めるときに惜しまれて辞めたいなというのはあって、10年も活動してきて、まだ辞めないでほしいと思ってくださる方がいるというのは、すごくうれしいと思いました。いろんな方に愛してもらえたんだなっていう証拠ですし、自信にもなりました。

――卒業後の活動については?
まだ確実に決まっていないので、今後については卒業公演まで待っていただきたいです。
――最後に写真集についてメッセージをお願いします。
1st写真集をたくさんの方に手に取っていただいたおかげで、2ndにつなげることができたと思います。この写真集を手に取って初めて菅原茉椰を知る方もいると思いますし、すでに知っていてこの写真集を手にとってくださる方もいると思います。きっとこの写真集がいろんな縁をつないでくれると思うので、『Opportunity』をぜひゲットして、菅原茉椰と縁がつながることを楽しみにしています!
撮影・取材・文=野木原晃一
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
この記事の画像一覧(全9枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介