【無料観覧】東京2025デフリンピック開閉会式、観覧者募集中!ファミリー優先席も
東京ウォーカー(全国版)

2025年11月、東京で日本初となるデフリンピックが開催される。その記念すべき開会式と閉会式の一般観覧者募集が、2025年8月7日からスタートした。
今年5月に開催された、「
デフリンピック100日前イベント
」は、想像以上の大盛況。会場の二子玉川ライズでは入場制限がかかり、炎天下にもかかわらず多くの人が列を作ったという。みやぞんさん&富栄ドラムさんとデフアスリートの対決や、デフの陸上競技で実際に使われているスタートランプ10メートル走体験など、デフスポーツの魅力に触れた人も多く、開閉会式への期待も高まっている。
きこえない人たちの「もうひとつのオリンピック」
デフリンピックは、きこえない・きこえにくい人のための国際スポーツ大会。夏季冬季が交互に2年ごとに開催され、東京大会は夏季大会としては第25回となる。そして100周年という記念すべき節目の大会となる。世界70〜80の国と地域から約6000人の選手団が集まり、熱戦を繰り広げる予定。サッカー、水泳、卓球など21競技が、駒沢オリンピック公園総合運動場や東京体育館など、都内各所で開催される。
手話×アート×エンターテインメントが融合するスペシャルな式典
開閉会式のテーマは「みんなでコミュニケーションを楽しもう」。ろう者の文化を共有し、東京・日本の魅力を発信しながら、互いの違いを尊重して共に表現することがコンセプトだという。
演出を手がけるのは、俳優で演出家の大橋弘枝さん、ダンスカンパニーコンドルズ主宰の近藤良平さん。大橋さんは「手話言語や身体表現、視覚のアートで、ろう者の文化の豊かさと誇りをわかち合う場にします」と意気込みを語る。

近藤さんも「100周年のデフリンピックが東京で行われるのは、時代とのタイミングが奇跡のように降り注ぐすてきな出来事」とコメント。すべての人にとって味わい深い大会になるよう、開閉会式を盛り上げたいという。

家族みんなで楽しめる!3つの観覧席タイプ
東京2025デフリンピックの開会式は2025年11月15日(土)、閉会式は2025年11月26日(水)に、いずれも東京体育館で開催される。
【開会式】
日時:2025年11月15日(土) 16時30分〜19時(予定)
場所:東京体育館
【閉会式】
日時:2025年11月26日(水) 16時30分〜18時(予定)
場所:東京体育館
募集される観覧席は3種類。それぞれの家族構成やニーズに合わせて選べるのがうれしい。
【一般席】
1組最大4人まで申し込み可能。友達同士やカップル、家族での観覧にぴったり。
【ファミリー優先席】
12歳以下の子どもが1人以上いる家族が対象。1組最大4人まで、子どもを含む2人以上での申し込みが必要だ。
【車いす席】
車いすを使用する人とその同伴者(1人)が対象。車いす用スペースから観覧できる。
開会式は約1500席、閉会式は約2500席の募集で、応募多数の場合は抽選となる。
応募は8月31日まで!
応募期間:受付中〜2025年8月31日(日) 23時59分
応募は
特設サイト
から。入場料は無料だが、紙の入場券を選択した場合は発券手数料がかかる。デジタル入場券(QRチケット)なら手数料は不要。
抽選結果は2025年9月19日(金)にメールで通知される予定。代表者のメールアドレス宛に届くので、「@eplus.co.jp」からのメールを受信できるよう設定しておこう。
開会式では選手団の入場行進、開会宣言、選手宣誓に加え、開催国の文化等を表現する「アーティスティックプログラム」も実施される。手話や身体表現が生み出す新しいコミュニケーションやパフォーマンスの形は、子どもたちにとっても貴重な学びの機会になるはず。応募は1人1回まで、開会式・閉会式それぞれに申し込めるので、両方にチャレンジしてみるのもいいかもしれない。締切まで残り約2週間。100年の歴史に立ち合えるまたとない機会をお見逃しなく!
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