timelesz松島聡、『ハリポタ』ドラコ役トム・フェルトンと9年ぶりに再会「トムさんの言葉は、迷いの中にいた自分にとってまさに光でした」
東京ウォーカー(全国版)
ワーナー ブラザース スタジオジャパンは、2025年8月14日(木)より日本初の旗艦店となる「ハリー・ポッター ショップ 原宿」を東京・原宿表参道沿い(東京都神宮前6-31-17)でオープンする。これに先駆けて、開店前日の8月13日にオープン記念イベントを実施。映画『ハリー・ポッター』シリーズでドラコ・マルフォイ役を演じた俳優、トム・フェルトンさんと、『ハリー・ポッター』シリーズの大ファンとして知られるtimelesz(タイムレス)の松島聡さんがスペシャルゲストとして駆けつけ、作品愛あふれるトークセッションを行った。

timelesz松島聡とトム・フェルトン、バタービールで乾杯!
世界有数の商業エリア・原宿に誕生する本店舗は、ホグワーツ魔法魔術学校の敷地内に広がる、魔法動物たちが暮らす神秘の森「禁じられた森」をコンセプトに、『ハリー・ポッター』の世界に触れながら魔法アイテムと出合える特別な空間。原宿限定のグッズやフード、フォトスポット、インタラクティブな展示など、ほかにはない魔法に満ちたショッピング体験が楽しめる施設となっている。
オープン記念イベントでは、まずは松島さんが作中に登場する寮の一つ、スリザリンをイメージしたファッションで登壇。着こなしのポイントを聞かれた松島さんは「4つ寮がある中で、一番好きなのがスリザリンなんです。ということで、私服のテイストにスリザリンの要素をたくさん詰め込んでみました。胸のバッジは、衣装さんに用意していただいたものだけでなく、自前のものも混ざっています。今回だけでなく、『ハリー・ポッター』関係のイベントや施設に行くときは、よくコスプレをしていて…。そのほうがテンションも上がりますし、こういうファッションを見て、ファンである仲間同士で盛り上がれるっていう楽しみ方もあるので、ぜひ皆さんもまねしてみてください」と話した。
続いてステージには、トム・フェルトンさんが登壇。「ハリー・ポッター ショップ 原宿」についての感想を聞かれると、「本当に日本は自分が大好きな場所の一つでもあって、こうやってまた歓迎していただいて本当にうれしく思っています。まさかこうして、バックビークと一緒に写真を撮れる日が来るなんて信じられないし、ちょっとシュールでもありますが、最高の気分です。そして、日本の皆さんが本当にウィザーディング・ワールドを愛してくださっていることに、心から感謝しています」と話し、会場を沸かせた。

ちなみに松島さんは『ハリー・ポッター』のキャラクターのなかでも、ドラコ・マルフォイ“推し”であることを公言しており、過去には、トム・フェルトンさんに会うために、プライベートで6時間も並んでサインをもらったことがあるという。その際にトムさんからかけられた言葉を励みに芸能活動に取り組んできた…とのことで、イベントの後半では松島さんからトムさんに向けて、感謝の気持ちを込めた手紙を読み上げるコーナーが展開。手紙の内容は以下の通り。

「約9年ぶりにお会いできたことを心からうれしく、そして光栄に思います。『ハリー・ポッター』を通して、マルフォイの人間らしい弱さや葛藤、生き方から、多くのことを教えていただきました。そして、それを見事に演じきるトムさんの姿にも強く心を打たれました。今もなお、誰よりもマルフォイを愛し、マルフォイとして生き続けるトムさんを見て、俳優という仕事の素晴らしさをあらためて感じました。9年前にお会いして、想いを伝えさせていただいた際、“あなたはオーラがあるから、この先もやっていける。俳優になりたいと思い続ければ、必ずなれるよ”と力強く言ってくださいました。その言葉は、迷いの中にいた自分にとってまさに光でした。以来、ありがたいことに、俳優としての日々を積み重ねております。あの日いただいた温かいメッセージは、今でも自分を支えてくれる大切な魔法です」
「そして忘れられないのは、東日本大震災の際、義援金を寄付し、日本が困難に直面する度に、そっと手を差し伸べてくださったことです。僕が芸能の道を歩み始めたのは2011年3月、震災直後でした。そのときのトムさんの優しさと行動力に心の底から感動したのを今でも覚えています。トムさんはスクリーンの中だけでなく、現実でも人々を勇気づけ、夢を与えてくれる存在です。今回こうして日本に来てくださり、惜しみないサービス精神と笑顔を見せてくれたことも本当にうれしかったです。これからも、ずっとマルフォイのファンであり続けます。本日は本当に貴重な時間をありがとうございました」
これを受けてトムさんは「とてもエモーショナルで感動しています。日本において『ハリー・ポッター』のキャラクターに対する愛情というのは、長く、そして大きくなっているのを実感しているところなんですけれど、そうしたファンの一人である松島さんに対して、ドラコ・マルフォイというキャラクター、そして自分が演じたことが、どんな意味をもたらしたのか?そして松島さん自身の人生に対してどのように貢献できたのか?ということがうかがえて、感動しています。ちょっと謙虚な気持ちにさせられますね」と回答。

さらに手紙のお礼として、トムさんよりサイン入りのTシャツ(スリザリンのデザイン)をプレゼントされた松島さんは「うわぁー!どうしよう!!」と大興奮。「ぜひ写真を撮ってください!」と取材陣に呼びかけたりして笑いを誘った。そうして最後にはバタービールを手に取り、ふたりで乾杯。ご機嫌でフォトセッションにも対応するなど、大盛り上がりのうちにイベントは終了した。

取材・文=ソムタム田井
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