ゆうちゃみ登場で開幕!未来を体感する大阪・関西万博「わたしとみらい、つながるサイエンス展」

東京ウォーカー(全国版)

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テーマは「あなたは、未来をつくれる人」。2025年8月14日から19日(火)まで、大阪・関西万博の「WASSE」会場で開催される「わたしとみらい、つながるサイエンス展 ~あなたは、未来をつくれる人~」は、体験しながら最先端の科学にふれられる展示イベントとして、多くの注目を集めている。初日には、イベントアンバサダーを務めるタレントのゆうちゃみさんが登場し、開幕セレモニーを盛り上げた。

“令和の白ギャル”ゆうちゃみさんが、「わたしとみらい、つながるサイエンス展 ~あなたは、未来をつくれる人~」のオープニングイベントに登場【提供画像】


この展示では、大学や研究機関などによる最先端の研究成果を、体験を通して親しみやすく紹介。科学技術を活かした社会課題の解決に向けたアイデアを、見て・触れて・考えながら楽しく学べる内容になっている。今回は、初日に登場したアンバサダー・ゆうちゃみさんのオープニングイベントの様子と、注目の展示内容を一部紹介していく。

オープニングを飾ったのは、イベントアンバサダー・ゆうちゃみさん!

「つながるバルーン」と一緒にフォトセッションに応じた【提供画像】

初日に登場したのは、イベントアンバサダーを務めるタレントのゆうちゃみさん。大阪・関西万博への来場は「7回目ぐらい!」と明かし、「めっちゃ来てます」とにこやかにコメント。お気に入りのパビリオンを聞かれると、最初は「ヘルスケアパビリオン」と答えたものの、「あ、違うかも。パソナパビリオンや」とすぐに訂正。心臓の模型やアトム、ブラックジャックとのコラボが印象に残っていたようで、「一番、未来的やなって思った」と話す姿からは、展示を心から楽しんでいる様子が伝わってきた。やり取りの中でのちょっとした言い間違いも、そのまま笑いに変えてしまう自然体の姿が印象的。何度も会場に足を運んでいるからこその視点やリアクションから、「行ってみたい!」という気持ちがぐんと高まる、そんな雰囲気が広がっていた。

パビリオンの名前をうっかり間違えるも、らしさ全開で場を盛り上げた【提供画像】


大阪出身らしい明るく親しみやすい笑顔でステージに立ち、「文部科学省のイベントに出るなんて正直びっくりしました」と率直な気持ちを口にした。続けて「でも、先日もイベントに出させていただいて、『未来の日本がこうなっていくよ』と聞いて、“希望が生まれたな”っていう感じがして、またこうやって出られてうれしいです」と、未来にまつわるテーマへの前向きな思いを語った。

和やかな雰囲気のなか、サイコロトークが展開されていった【提供画像】


トークセッションでは、サイコロトークに挑戦。「どんな使命を持って、これから社会を動かしていきたい?」と質問されると、「私一人ではどうしても動かせないんですけど、みんなのことを笑顔にするとか、勇気、希望を与えられたらいいなと思って、もう自分丸出しで頑張ろうっていう感じです」と自らの役割について思いを巡らせた。さらに、「大阪めっちゃ好きやねん!」のテーマになると、「(東大阪にある)地元の小阪から今日は来ました。食べ物は絶対、粉もんが一番おいしいんで、たこ焼き、お好み焼きがほんまに昔から大好きで。万博も大阪でするって聞いたとき、めっちゃテンション上がりました」と、地元愛あふれるコメントで会場をなごませていた。

公式キャラクターのミャクミャクを胸に登場したゆうちゃみさん【提供画像】


「つながり」をテーマにした会場に合わせ、自身のつながりについて聞かれると、「SNSやったり、テレビやったりとかで、ファンの子からDMしてもらったときとかは、『あ、会えてないけど、つながってるな』っていう感じはやっぱりします。こうやってイベントに来てくださる皆さんも、ほんとこれもつながりやなって思いますし」と、自身の経験を交えてコメント。

社会的課題が解決された“ありたい未来の姿”を文字で表記した「つながるバルーン」の展示では、ゆうちゃみさんが書いた「全員が笑顔の世界」のバルーンも展示されるという【提供画像】


会場内に飾られた風船に書いた“ありたい未来”は、「全員が笑顔の世界」。その理由を問われると、「笑ってるときが一番キラキラしてると思うから」とにっこり。

最後には、“未来がこうなってけばいいな”が、皆さんの手で実現すればいいなって思うので、感謝しかないですね。もう大尊敬ですね」と、出展者や研究者への敬意を込めてメッセージを送った。

ステージプログラム&参加企画も熱い!

会場には「みらいステージ」「つながるステージ」が設置されており、出展者や学生、高校生によるトークやパフォーマンスが毎日開催。ステージプログラムはすべてYouTubeでもライブ配信されるため、現地に行けない人も、どこからでも視聴できるのがうれしいポイント。未来のトークをリアルタイムで感じながら、自宅からも展示の熱気に触れられる。

ステージの模様はオフィシャルサイトからチェックして、YouTubeで視聴できる【オフィシャルサイトより抜粋】


さらに、場内では2つの来場者参加型イベントも実施されている。「みんなの思う理想のみらい」コーナーでは、「こうだったらいいな」「こんなみらいが訪れたらすてきだな」と感じることを、吹き出しカードに書いて参加。子どもも大人も、言葉にならない願いをカードに込めて、未来のビジョンとして展示に加わることができる。もう1つは、「わたしとみらい、つながるスタンプラリー」。アンダー18の来場者に特におすすめのこの企画では、会場内の出展ブースを巡ってスタンプを集めて、記念グッズをゲットしよう!楽しみながら学び、未来とのつながりを深められる内容となっている。

出展者&展示プログラム:こんな研究に触れられる!見逃せない体験が盛りだくさん

イベントには、全国から20以上の大学や研究機関が参加。最先端の科学研究や社会課題へのアプローチが、体験型の展示で楽しめる内容になっている。会場は「自分」「周囲」「社会」「地球」とのつながりをテーマにした4つのゾーンで構成。ゾーンごとに異なる視点から未来を見つめることができるので、歩きながらテーマの違いを体感しよう!

「自分とつながる」ゾーン

北海道大学/「ライフジャーニー<こころとカラダをみらいにつむぎ、せかいをおもう>」
​ヘルスリテラシーの重要性を訴えるプロジェクトを紹介。美しい映像トンネルを通じて、誕生から始まる生命の物語や、すべての命とのつながりを体感できる空間を展開。自身のライフジャーニーを見つめ直すきっかけとなる。

大阪大学<脳波見える化>/「EEG脳波センサを用いた「脳波の見える化」と脳の反応に基づく自動作曲・英会話力向上技術の体験」
脳波を可視化するEEGセンサーを用い、脳の反応に基づく自動作曲や英会話力向上技術を体験可能。脳の働きを視覚で捉え、感情や集中力といった“内側の自分”と向き合う機会を提供。

北海道大学の研究に、引き込まれるように、目が釘付けになった【提供画像】


「周囲とつながる」ゾーン

東京藝術大学・国立アートリサーチセンター/「文化的処方を体験しよう! Hello Future! 100年ミュージアム」
アートや文化活動を活用した「文化的処方」を提案。国内の自治体と連携し、心身の健康促進や地域コミュニケーションの活性化に取り組む。展示では、芸術が持つ癒やしやつながりの力を体験的に学ぶ。

Nプロジェクト(京都大学・大阪高等学校)/「先端科学に基づき科学者と文系理系2000名の現役高校生が産学官連携で挑む科学に理解ある社会づくり」
高校生2000人が科学者と協働し、地域課題に科学で挑むプロジェクト。手作りスケッチブックを手に、自らの学びを語る姿が来場者の心を動かす。若者と地域の双方向の学びが、科学的リテラシーと会話の輪を広げている。

学生たちと一緒に記念撮影にも応じた【提供画像】


「社会とつながる」ゾーン

東北大学<Vision to Connect拠点> /「Eye Contact -未来の診療所- 」
「見る」という行為に注目し、医療における視線のやり取りやAI技術による診断を体験的に紹介。目を通じて未来の健康を読み解く技術に触れながら、「診る」「視る」をめぐる社会と医療のつながりを考える展示。

広島大学/「みんなで食べる喜び:アレルギー低減卵の科学と未来」
ゲノム編集によってアレルゲンを低減し、卵を含む多様な食材で“食のよろこび”を広げる研究を紹介。農業や医療にもつながる技術として、来場者は「Future Egg」で未来への願いを託す体験もできる。

担当者からの解説に、しっかりと耳を傾けていた【提供画像】


「地球とつながる」ゾーン

信州大学/「水の惑星地球を守れ!アクア・リジェネレーション科学者たちの挑戦」
エネルギーを使わずに水を浄化する技術や、水から生まれるグリーン水素など、地球再生に向けた研究を紹介。展示では、水資源の循環と再生をテーマに、科学と行動の結びつきを考える。

九州大学/「プラズマ科学と農学の融合が魅せる新しい未来 〜カミナリを制御して持続可能な農業の未来を育む〜」
雷のようなプラズマを応用し、種子の耐性向上や肥料削減などを可能にする次世代農業を提案。さらに水の浄化にも応用できるなど、環境・農業の両面で注目される技術。会場ではプラズマボールの展示もあり、エネルギーの流れを直感的に感じ取れる。

オープニングイベント終了後に、各展示を見て周ったゆうちゃみさん【提供画像】


そのほかにも20以上の大学や研究機関が出展。秋田県立大学、慶應義塾大学、横浜市立大学、つくばグローバル・イノベーション推進機構など、各分野の最前線から魅力的な発表が並ぶ。

未来を“感じる”って、こういうこと。あなたは、未来をつくれる人

この展示が伝えたいのは、「つながって、みらいをつくろう」ということ。どんな未来がいいのか、何を選びたいのか。その答えはきっと一人ひとり違うけれど、「自分にもできるかも」と思えることが、この展示にはちゃんとある。ワクワクしながら学べて、未来を考えるきっかけにもなる体験型展示の決定版だ。

会場で、ゆうちゃみさんの「全員が笑顔の世界」の願いが書かれたバルーンを見つけてみよう【提供画像】


事前予約は不要で、ふらりと立ち寄って楽しめるパビリオンだからこそ、誰でも気軽に未来と出合える。夏休みの思い出に、家族で、大切な誰かと一緒に、ぜひ足を運んでほしい。

文=北村康行

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