伊勢市在住の人気YouTuber・ちぬ子がおすすめ!“わざわざ行きたくなる!伊勢志摩の絶景スポット”3選

東京ウォーカー(全国版)

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伊勢志摩移住9年目の人気YouTuber・ちぬ子さん。釣り好きが高じ、三重県・伊勢志摩の地へと移住し、釣りの情報を中心に、地域の魅力をYouTubeで発信してきた彼女が、これまでに出会った人や風景、風土の味など、自身の自然な暮らしを通じて得た伊勢志摩の魅力を詰め込んだ伊勢志摩ガイド&ライフスタイル本「ちぬ子の伊勢志摩天然生活」が話題に。

「伊勢志摩スカイライン 朝熊山頂展望台」にある天空のポスト前で。空飛ぶほうきを借りて“天空の魔女”してみました!


今回はそのなかから、わざわざ行きたくなる、伊勢志摩の絶景スポットをピックアップして紹介!

「朝熊山頂展望台」は標高555メートルの場所にあり、空気も澄んで清らか


大パノラマで景色満喫「伊勢志摩スカイライン 朝熊山頂展望台」

全長16.3キロメートルの観光有料道路である、伊勢志摩スカイラインは、伊勢志摩の海と山、両方の景色を楽しみながらドライブできる人気スポット。道中には、ちぬ子さんも必ず立ち寄るという、標高555メートルの位置にある朝熊山頂展望台も。360度の大パノラマが広がる山頂広場内にあり、ドライブ疲れも吹き飛ぶような絶景を見ることができる。

「伊勢志摩スカイライン 朝熊山頂展望台」の全景。右端は2025年春に完成したばかりの「伊勢湾が全部見える丘」


「天空のポスト」で記念撮影!SNSなどで話題の撮影も!

山頂広場内に設置された、実際に郵便物が出せる真っ赤なポスト。伊勢市内からの郵便物は通常“四日市”の消印になるところ、このポストから出すと“伊勢”の消印が押されるという、貴重な存在だ。山頂売店で絵はがきや切手を販売しているので、その場で手紙を書いて投函することも可能。「ドライブの記念に、自分に宛てて投函するのもよさそう」(ちぬ子)

円柱ポストのレトロなフォルムが好評のフォトスポット「天空のポスト」


このポスト、インスタ映え抜群なロケーションとしても評判で、売店で“空飛ぶほうき”の無料貸し出しも行う。「魔女のように空を飛んでいるような写真が撮りたい!」とちぬ子さんも挑戦。「カメラの角度を低めにして空を多めに入れると、より浮遊感がアップしました」(ちぬ子)。階段の下からなど撮影場所を工夫しながら、さまざまな角度を試してみよう。

撮影のコツは、ひざをきちんと曲げてジャンプするとさらに飛んでいる風に!


ドライブの疲れを癒やすのにもぴったりな「展望足湯」

山頂広場内にある足湯施設。伊勢湾を一望できる位置にあり、湯に足を浸けながら海と空が織り成す絶景を楽しむことができる。晴れた日は渥美半島まで見渡せるときもあるそうだ。「10人ほどが同時に座れるくらいのサイズ感。時期によっては、空と海がゆっくりと赤く染まっていく夕景も満喫できます」(ちぬ子)

天空の足湯でのんびり。「気持ちよくてずっと座っていられる~」(ちぬ子)


2025年春誕生の新絶景スポット「伊勢湾が全部見える丘」

広場から「さんぽ道」を通って4分ほどの場所にある「山上広苑」。その先端には、2025年3月24日に完成した新スポット「伊勢湾が全部見える丘」が。伊勢平野からセントレア、知多半島、渥美半島、鳥羽湾に浮かぶ島々まで見渡せる小さな丘で、ベンチなども完備。「文字通り伊勢湾が全部見渡せる場所です」(ちぬ子)

【写真を見る】新スポットの「伊勢湾が全部見える丘」からも絶景が楽しめる


さまざまなグルメも堪能!

地産地消のご当地ドッグやソフトクリーム、麺類といった軽食メニューが味わえる、食事処「朝熊茶屋」も評判。特にちぬ子さんは、「ここの一番のお目当てはソフトクリーム。私の必食スイーツなんです」と、茶屋で大人気の 天空ソフトクリーム(400円) がお気に入り。ミルクの風味がしっかりと感じられるさわやかな甘味で、なめらかな食感も好みなんだそう。「展望台からの眺めを楽しみながら味わうソフトはまた格別で、これを食べるためだけに訪れたこともあるくらいなんですよ!」(ちぬ子)

大人気の天空のソフトクリーム(400円)。雲みたいにふわふわな見た目が特徴的

「朝熊茶屋」で販売中、地元食材使用で地産地消のドッグは食べ応え満点!

左から。伊勢たくあんタルタルの海老カツドッグ(850円)、絶品あおさマヨネーズのフランクドッグ(750円)、特製オーロラソースの松阪牛コロッケドッグ(650円)

「朝熊山頂売店」限定販売のオリジナル、伊勢志摩ライダー・スカイラインサイダー(1本280円、3本セット940円)「3種類とも評判。3本セットはおみやげに最適」(ちぬ子)

Tシャツコレクターのちぬこさん。売店で早速見つけて、「伊勢志摩の特製Tシャツもありましたよー」(ちぬ子)


伊勢志摩スカイライン 朝熊山頂展望台
住所:三重県伊勢市朝熊町字名古185-3
電話番号:0596-22-1248(朝熊山頂売店)
営業時間:展望台7:00~19:00、8月は~20:00)、朝熊茶屋9:00~17:00、展望足湯10:00~17:00
休み:なし
利用料:展望台は入場無料、足湯は大人100円、子ども50円
※有料道路のため別途通行料が必要

「伊勢湾が全部見える丘」にて


英虞湾とそこに浮かぶ島々の美景が見られる「横山展望台」

志摩半島南部にある絶景スポットの代表格で、標高約203メートルの横山に位置する展望台。5つある展望デッキのうち、標高140メートルに位置する「横山天空カフェテラスからの眺めが好きです」とちぬ子さん。眼下には穏やかな英虞湾が広がり、50以上ある島々が織りなす唯一無二の風景がまさに絶景! 

横山の展望デッキのなかで一番大きな規模の「横山天空カフェテラス」


「真珠養殖を行っている真珠筏(いかだ )まで確認でき、本当にきれいです」(ちぬ子)。近くに駐車場があり、車で来られる気軽さもおすすめする理由のひとつだそう。

「じっくり眺めていると、湾で働く人々の船なども見ることができ、飽きません」(ちぬ子)

カフェが入店している展望休憩所の2階から眺めるちぬ子さん。柱を利用して撮ると、額入りの絵のような“ピクチャビュー”の1枚も!

駐車場からは階段かスロープで移動します。「スロープのほうは、志摩の町並みの穏やかな景色とリアス海岸の美しさを同時に眺められていいですね」(ちぬ子)


展望デッキそばには、2018年のオープン以来、好評を博すカフェ「ミラドール志摩」も。「ここの席からも景色は満喫できるので、ドリンク片手にのんびりするのも楽しいです」(ちぬ子)。通年すてきな景色が見られるが、「比較的空気の澄んでいる早朝や午前中がよりクリアな景色が見られます」とカフェスタッフさん。ちぬ子さんも午前中に来て楽しんでいる。

評判のビネガードリンク(600円)でティータイムを満喫。「屋内の席からも外の景色は楽しめますよ」(ちぬ子)

地元の特産品であるアオサを練り込んだ、あおさスコーン(350円)と、志摩産あおさドーナツ(300円)。「ほんのりとアオサの風味も感じ、甘さと塩味のバランスが絶妙です」(ちぬ子)


横山展望台
住所:三重県志摩市阿児町鵜方875-20
営業時間:カフェ9:00~16:30
電話:0599-44-0567(横山ビジターセンター、9:00~16:30)
休み:なし

1人きりの写真が撮りたい時など、その場にいたみんなで譲り合って撮影したことも。マナーを守って撮影しよう


知る人ぞ知るアートな絶景「神前浦壁画『調和と教え』」

南伊勢町神前浦にある防波堤には、カラフルでポップな絵が描かれた壁画がある。全長150メートルあるこの絵は、アーティストの長尾洋さんの作品。漁師町の生活に溶け込んでいる巨大な壁画アートだ。

民話に登場するしめ縄や白ヘビなどをモチーフにした場所で座ってみる。「大胆に描かれていて、縁起もよさそう♪」(ちぬ子)


アーティスト・長尾洋さんの大作

世界各地で作品が展示される現代アーティスト。2019年に制作されたのち徐々に拡張され、2024年にスケボー、ブランコなどをコンセプトにした壁画が追加され150メートルに!個人が描いた日本最長の防潮堤壁画に認定されている。

作品を説明したプレートも設置されている

100メートルの際に撮影した全景。2024年にはこの右端から約50メートル分が制作され、全150メートルに

2024年に制作され、追加したスペース


「私はひと目見たとき、絵の力強さに引きこまれてしまい、思わず足が止まりました」とちぬ子さん。地域の文化や自然、神話がモチーフで、「これは何?」と考えながら歩くのも楽しい。「思わず写真を撮りたくなる場所ですね」(ちぬ子)

朝日がモチーフの場所で記念撮影

民話「水神池と源太」が題材。「こんな大きなウナギ獲ってみたいー」(ちぬ子)

民話「白馬の白瀧」がモチーフの絵の前で。滝つぼの下で傘をさして水しぶきを回避!場所や角度によっては「トリックアートっぽい撮影もできちゃいますね」(ちぬ子)

南伊勢の民話が題材の寺に寄進した「涅槃像の画」の前で同じポーズをしてみました


神前浦壁画「調和と教え」
住所:三重県度会郡南伊勢町神前浦 防波堤
電話:0599-66-1366(南伊勢町まちづくり推進課)

壁画前の港でチヌが泳ぐ姿を発見し、盛り上がるちぬ子さん


「定番人気から知る人ぞ知るスポットまで、厳選してピックアップしました。どの絶景も感動すること間違いなしです!」とちぬ子さん。ぜひとも「ちぬ子の伊勢志摩天然生活」本誌を持って、スポットを訪れてみてはいかが?掲載カットと同じ場所で撮影するなど、聖地巡礼的な+αの楽しみを味わうのもおすすめだ。

取材・文=内藤 恵、撮影=佐藤僚馬

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