30代男性の“日傘デビュー”が急増中!目的は「熱中症対策」が「日焼け防止」を大きく上回る
東京ウォーカー(全国版)
記録的な猛暑が続くなか、熱中症対策として日傘の重要性があらためて注目されている。昨今では男性の間でも日傘の需要が高まり、街中で日傘を使用している男性を見ることも増えてきた。
そこで、国内屈指の実績を誇る傘ブランド・株式会社ウォーターフロントが、20代から60代の男女1000人を対象に「日傘の利用実態」に関する調査を実施。一体どのような結果が得られたのだろうか。
“日傘デビュー”は30代が最多に?
まず日中の日傘利用について調査したところ、男性の64.8%が日傘を持っておらず、依然として利用率の低さが浮き彫りとなった。
一方で、新規利用者の割合に注目すると、「2025年に初めて購入・利用する」と答えた男性は15.6%にのぼり、女性の割合を大きく上回る結果に。特に30代男性では23%が日傘の新規利用を予定しており、男性の日傘利用が急速に拡大しつつあることが明らかになった。

“日傘デビュー層”の購入理由の調査では、「熱中症対策のため」が74.8%で、従来のイメージとして根強かった「紫外線による日焼けを防ぐため」(51.3%)を超える。さらに、「体感温度を下げて涼しく過ごしたいため」(53.8%)も多く選択され、昨今の日傘に求められる価値は従来の「美容」から「安全と快適性」へと大きくシフトしているようだ。

また、日傘利用者全体の56.7%が、日傘を「手放せない夏の必需品」と回答しており、特に女性では63.3%が“夏の必需品”だと認識。一方、男性では40.9%にとどまっている。

そして、「日傘の使用に際して周囲の目を気にするか」を尋ねたところ、女性の74.8%が「全く気にならない」と回答したのに対し、男性は約3人に1人(34.1%)が「少し気になる」または「とても気になる」と回答。男性の日傘利用が増加するなかでも、周囲の目を気にする男性が多く見られた。

世界に一人の“傘ソムリエ”「30代男性が日傘デビュー層を牽引している点に注目」
今回の調査結果について、世界で一人の“傘ソムリエ”として知られる土屋博勇喜さんは「30代男性が日傘デビュー層を牽引している点に注目すべき」とコメント。
従来は美容目的での利用が中心だったが、気温上昇を背景に、暑さや熱中症対策としての有効性が認識され、快適な外出を求めて積極的に取り入れる動きが広がっているそうだ。
一方、「周囲の目を気にして利用をためらう男性も少なくない」とし、機能性やデザイン性、カラーリングの工夫によって“日傘をさすことが当たり前”という価値観をあと押しできるチャンスと考えているのだとか。日傘は涼しさだけでなく、外出時のストレスを和らげるアイテムであり、今後も「快適な夏をサポートしていきたい」と展望を語った。

日傘はもはや女性だけのアイテムではなく、男性にとっても欠かせない存在となっている。夏の外出をより安心で快適なものにするため、自分に合った日傘を見つけてみてはいかがだろうか。
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