劇場版『チェンソーマン レゼ篇』主題歌に米津玄師×宇多田ヒカルの最強タッグ!『KICK BACK』超えなるか?
東京ウォーカー(全国版)
2025年9月19日(金)公開の劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌情報が話題を呼んでいる。オープニング・テーマはTVアニメに続き米津玄師さんが担当、さらにエンディング・テーマでは米津玄師さん×宇多田ヒカルさんという豪華コラボが実現した。

シリーズ累計発行部数3000万部を突破した大人気漫画『チェンソーマン』。連載当時、大熱狂を巻き起こした『レゼ篇』が満を持して劇場アニメ化される。

本作は、悪魔の心臓を持つ少年・デンジと、謎めいた少女・レゼの出会いから始まる物語。雨宿りで偶然出会った二人は急速に親密になっていくが、その出会いをきっかけにデンジの日常は大きく変わり始める。甘美な恋の始まりから、やがて訪れる残酷な運命まで――劇場版ならではのスケールで描かれる。
今回、オープニング・テーマを手がけるのは、TVアニメシリーズで『KICK BACK』を担当した米津玄師さん。世界中を巻き込む旋風を巻き起こしたあの衝撃から約3年、再びチェンソーマンとのタッグが復活した。
オープニング・テーマ『IRIS OUT』は、電子的なノイズと軽快なリズムが重なり、そこにラップ要素も絡み合う実験的なサウンドだ。駆け上がるような高揚感と、緊張感のある不協和音が交互に押し寄せる独特な曲調が、甘美な恋の始まりと、そこから一転するド派手な血戦――レゼ篇が持つ二面性を見事に表現している。

米津さんは「原作のレゼが写ってるページを四六時中開きっぱなしにして睨みつけながら作りました」とコメント。キャラクターへの深い理解と愛情が楽曲に込められていることがうかがえる。
2025年7月に公開された本予告映像では、憧れのマキマと不思議な魅力を持つレゼの間で揺れ動くデンジの姿から、息を呑むような大迫力の戦闘シーンまでが『IRIS OUT』とともに展開される。ファンからは「まるでサーカスが始まるような曲の始まり」「映画になるって聞いた時に『KICKBACK超えられる人はいないだろ〜』って思ってたけど、そういえば1人だけいたわ」「米津玄師を超えられるのは米津玄師だけってことか…」といった熱いコメントが寄せられている。
一方、エンディングを飾る楽曲『JANE DOE』は、米津さんが作詞・作曲を手がけ、宇多田ヒカルさんが歌唱で参加するという、音楽ファンにとって夢のような組み合わせだ。『JANE DOE』――身元不明の女性を指すこの言葉は、まさに謎めいた少女レゼそのもの。宇多田さんのメランコリックな歌声が、物語のもう一つの側面を浮かび上がらせる。

米津さんは制作について「作っていくうちにどうも宇多田さんしかありえないという気持ちになりとにかくオファーさせていただきました」と振り返る。「メランコリックでありながらも風のように吹き抜けていく宇多田さんの歌声がこの曲に乗った瞬間、あまりのことにはっと息をのみながら感激した」という言葉からは、今回のコラボレーションがいかに特別だったかが伝わってくる。
一方の宇多田さんも「自分らしさを追求するシンガーソングライター同士誰よりも理解し合える部分と、それぞれの表現方法の対照的な部分に戸惑いながら手探りで突き進んだ」とコメント。互いの新たな一面が引き出された楽曲に仕上がったことがうかがえる。
『IRIS OUT / JANE DOE』は2025年9月24日(水)にダブルA面シングルとしてリリース予定。米津さん自身がレゼを描き下ろしたジャケットアートも必見だ。なお、TOWER RECORDS ONLINE「J-POPシングル ウィークリーTOP30」(2025年8月14日付)のウィークリー予約TOP30では、同シングルが堂々の1位を獲得。発売1カ月以上前にもかかわらず、すでに多くのファンが予約を済ませているようだ。

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は2025年9月19日(金)より全国公開。映像の迫力はもちろんだが、映画館ではぜひ音楽にも注目してほしい。
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