【茨城】まずはスープと麺だけを味わえ! 敏腕ラーメンプロデューサーの“本気”が詰まった高級鶏醤油ラーメン
東京ウォーカー
茨城県かすみがうら市にあった「原点 中村屋」が、2017年4月につくば市へ移転。店名を「大衆麺場 ラーメンナカムラ」に改め、さらに名物メニューもさらなる進化を遂げた!
高級鶏100%スープの旨味を体感せよ!

あっさり醤油から、エビやアサリのオリジナル麺まで多彩なメニューがそろう「ラーメンナカムラ」。その数は20種以上にも及ぶが、移転オープンを機に、味を改良したメニューも多いそう。その中でも店主の一押しが、高級鶏醤油ラーメンだ。
「旧店時代からあったメニューですが、より地鶏の旨味を感じられるよう、スープをブラッシュアップしました」と店主の中村健作さん。

スープは鶏100%。全国から厳選した丸鶏と水のみでダシをとっている。通常、高級な鶏を使う場合は上品な旨味を出すために、クリアな清湯(チンタン)スープにすることが多い。しかし、こちらでは最初に長時間かけて強火でガンガンに煮込んでいる。そうして、まずは旨味を極限まで抽出した白湯(パイタン)スープを作り、さらにそれを丁寧にこすことで、余分な脂や不純物を取り除いた琥珀色の清湯スープに仕上げている。
そのためスープは透き通っているが、見た目より濃厚。それでいて雑味のないクリアな味わいで、鶏の旨味がたっぷり詰まっている。
別皿の具をトッピングして変化を楽しむ

麺はわざわざ京都の製麺所に発注している細縮れ麺。国産小麦と高級卵で作る卵麺で、風味豊かで麺自体の味もしっかり。スープと麺に自信があるからこそ、具は別皿で提供される。まずはそのまま何も入れずに、スープと麺のハーモニーを堪能したい。
そしてその後は別皿の具を少しずつ、スープに入れて、味の変化を楽しむべし。白髪ネギを入れると味がぐっと引き締まり、柚子皮を入れると清涼感が増し、豚バラのチャーシューを入れると、その脂が溶け出してコクが出るなど、いろいろな発見ができる。
「激戦区で勝負したい」と移転を決意

つくば市へ移転した理由を、店主の中村さんは「激戦区で勝負したくなったから」と語る。実は中村さんは、全国各地で数々の店を手掛けてきたラーメンプロデューサーの顔も持つ。


これまでは裏方に徹してきたが、「40歳を過ぎて、お客さんと直接対話したくなった」というのも、新天地を求めた理由の一つだそう。土・日曜は週替りのラーメンが540円になるなど、お得なサービスを実施しているのも、「お客さんに喜んでもらいたい」という中村さんの心意気なのだ。【ラーメンウォーカー編集部】
河合哲治郎
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