「わたしの親が老害に?」寿司屋で「早く潰れちまえ!」と怒鳴る父!娘が直面した老害の現実【著者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

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【漫画】外に出ればクレーマー!!自分の親が老害?画像提供:(C)西野みや子/KADOKAWA

寿司屋で順番待ちをしていた栄子。人数が少ない人を優先的にカウンターへ通す店員に対し、突然「順番を抜かすな、非常識だぞ!」と怒鳴り出す人がいた。周囲から冷たい視線を浴びているのは、まさか自分の父親だった。現代の常識とのずれに気づかず、自分たちの古い価値観が正しいと主張する親。その押しつけをわずらわしく感じる娘の物語、「わたしの親が老害なんて」について、著者の西野みや子さん(@miyakokko61)にインタビューを行った(前編)。


自分の親が「老害」だったとき

「わたしの親が老害なんて」02画像提供:(C)西野みや子/KADOKAWA

「わたしの親が老害なんて」03画像提供:(C)西野みや子/KADOKAWA


栄子には80代になる両親が近所に住んでいる。子どもが小さかったころは、面倒を見てもらったり、アドバイスをもらったり、とてもありがたい存在だった。しかし、娘が巣立って夫婦二人の生活になると、近所に住む親の存在が煩わしく感じるようになった。

元教員だった父は、外出すれば店でクレームを言い、悪びれない。娘の栄子が代わりに謝罪することもあった。「老害」と呼ばれるのが、自分の親だなんて。そんなある日、妊娠中の娘、美咲が帰省した。両親は「つわりでほとんど食べられない」という美咲の声を無視して寿司の出前を取り、「生ものは控えている」と言うと「お祝いだから」「ちょっとくらいいいんじゃないか」と聞き入れない。さらに、「染めた髪は、赤ちゃんに悪い影響があるんじゃない?」と言い出した。

「老害」は誰にでも潜んでいる


西野さんに制作の経緯を尋ねると、「『老害』というテーマは担当編集さんからいただいた企画です」と答えた。私自身、誰かを明確に「老害」と感じた経験はあまりないが、都会での一人暮らしを経て、田舎の独特な考え方に改めて気づかされることがあったという。「『老害』は特別な存在ではなく、誰の身近にも潜んでいる可能性があるのだと感じ、このテーマで描きたいと思うようになりました」と語る。

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取材協力:西野みや子(@miyakokko61)

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