天然染め×リネン和紙の猫用ラウンド型ベッドが新発売。専用カバーは“柿渋染め”と“炭染め”の2色展開

猫の日用品ブランドOnddoka(オンデョカ)から登場した、猫のための新しいラウンド型ベッド「Pouf Cat Bed(プーフキャットベッド)」と、専用カバー2種(柿渋染め／炭染め)を紹介。

日本の伝統的な天然染色とリネン和紙のテキスタイルが融合し、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた、猫のための“暮らしの道具”が誕生。「Pouf Cat Bed」は、丸まって眠る猫の姿勢に優しくフィットするラウンド型のクッションベッド。専用フィリングの上から、取り外し可能なカバーを装着する2重構造で、季節やインテリアに合わせてカバーの着せ替えが可能だ。

この新商品について、担当者に話を聞いた。

ーー意図や狙い、目的、ターゲットは？
「Pouf Cat Bed」は、猫にとって快適な眠りの姿勢と素材環境を見つめ直すことから生まれた製品です。中心がくぼんだ構造や床からの高さなど、猫の丸まり癖や体温調整に配慮した設計に加え、今回のカバーには和の染色技術とリネン和紙素材を採用しています。ナチュラルな暮らしを大切にする方や、ペット用品にもデザイン性や素材選びを妥協したくない飼い主を主なターゲットとしています。

ーーイチオシ、目玉となるものは？
最大の特徴は、「天然染め×リネン和紙」という組み合わせです。古くから暮らしに活かされてきた柿渋染め・炭染めには、抗菌・消臭・UVカットなど、自然由来の機能性が備わっています。化学薬剤に頼らず、素材そのものの力で猫に優しい環境を整える点がポイントです。

また、炭染めは抜け毛が目立ちにくく、柿渋染めは時間とともに深みを増す経年変化を楽しめるなど、機能と美しさを両立したテキスタイルとしても魅力があります。

ーーアイデアはどのようにして生まれた？また、その実現に向けて苦労した点は？
猫にとって安心できる寝床とはどんなものかを考えるなかで、ただ柔らかいだけではなく「高さ」や「沈み込みすぎない形状」が必要だと感じました。また、表面に触れるカバーには、化学的な加工ではなく天然素材そのものが持つ力を使いたいと考え、日本の伝統技法にたどり着きました。

素材選定や品質確保には苦労があり、均一性よりも一点ごとの風合いを大切にする方向でまとめました。職人の手仕事によって実現した製品です。

ーーユーザーへのメッセージは？
「うちの猫にも、こんな心地よい場所を用意してあげたい」、そんなふうに思っていただける製品になればうれしいです。

派手さや便利さではなく、ゆっくりなじんでいくもののよさを感じていただけるような仕上がりになっています。人と同じように、猫の暮らしにも“本当に心地よい”と感じられる居場所が必要だと思っています。

ぜひ、おうちの一角に猫のための上質な余白を用意する気持ちで、選んでいただければ幸いです。

新商品ラインナップ

Pouf Cat Bed／クッションフィリング(5500円)

【商品の特徴】
・床から12センチの高さで冷気を遮断
・中央がくぼんだ構造で猫の体に優しくフィット
・綿たっぷりの柔らか設計(中綿ポリエステル、表地コットン)

Pouf Cat Bed カバー【柿渋染め×リネン和紙】(1万5400円)

【商品の特徴】
・抗菌、防臭、防虫、防水、UVカット、耐久性など多機能な天然染め
・経年変化を楽しめる深みのある発色
・手仕事ならではの豊かな風合いと強さ

Pouf Cat Bed カバー【炭染め×リネン和紙】(1万5400円)

【商品の特徴】
・炭特有の消臭、抗菌、デトックス、保温、調湿効果
・抜け毛が目立ちにくい淡いグレーカラー
・表面のムラ感も味わいに