【東京】レトロな内装もステキ!愛され続けるカレーの老舗3選
東京ウォーカー
カレーの香辛料で冬の寒さを吹き飛ばそう!今回は創業から60年以上経つ、カレーの老舗3店を紹介する。昭和レトロにカジュアル、アットホームとそれぞれの個性が際立つ店の雰囲気や内装にも注目してみて。
前身は社員食堂兼大衆食堂で大盛況「日正カレー」

「日正カレー」は、1951(昭和26)年創業の大衆食堂。「カレーライス」(650円)は、鶏ガラスープを下地にした昭和のカレーながら、ルーからは香辛料が香り立つ。月桂樹などの香辛料8種類を使った茶褐色のカレーは、あとから辛さがジワジワと増してくる。ちなみに、約50年前から使い続ける、店名が入った特注の多治見美濃焼のカレー皿もレトロだ。ちょうちんや看板にも「日正」の文字が入っている。

創業70年の老舗!「銀座スイス」で味わう元祖カツカレー

日本人の国民食とも言える、カレーとトンカツ。その2つを組み合わせたカツカレーは、私たちの心を掴んで離さない、不思議な魅力がある。その発祥の店として知られているのが、創業70年の老舗洋食店・銀座スイスだ。

店の常連だったプロ野球 元巨人軍の故・千葉茂さんの提案により誕生した、「千葉さんのカツレツカレー」(スープ付き・1512円)。帝国ホテルで修業した先代シェフのレシピを継承する、同店の名物だ。豚挽き肉と野菜が溶け込んだカレーソースは、凝縮された旨味が美味。その横に国産上ロースのトンカツ120gがドーンとのる。7月から新たに仲間入りした「フィレカツカレーサンド」(1620円)もお見逃しなく。店内は老舗ながら、足を運びやすいカジュアルな雰囲気。カツが小さめの「元祖カツカレー」(1080円)もあり、女性にもおすすめの一軒だ。
銀座のカレー代表「ナイルレストラン」

1949年に誕生した日本最古のインド料理専門店「ナイルレストラン」は、親子3代で通い続けているというファンも多い。訪れる人の大半が注文する「ムルギーランチ」(1500円)は、創業当時から変わらぬ一番人気の看板商品で、鶏肉のカレー、具材、ライスをひと皿に盛り付けた、ここでしか味わえないメニューとなっている。

長きにわたって愛され続ける老舗の味。こだわり抜いたカレーを友達や家族と味わってみてはいかが?【ウォーカープラス編集部】
高橋千広
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