北アルプスの絶景を眺めながら“森のセラピーウォーキング”

東京ウォーカー

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色鮮やかなユリの花畑で知られる「白馬岩岳ゆり園&マウンテンビュー」の山頂にある「ねずこの森」は、ネズコの木をはじめ、ブナ、ミズナラなどが多く生える緑豊かな森。真夏でも20度以下と涼しく、やわらかな木漏れ日に、時折聞こえる鳥のさえずり、そして木々からのマイナスイオンが心と体を癒してくれる絶好のヒーリングスポットだ。森をめぐる自然探勝路では、北アルプスの絶景を眺めながら1周約60分で探索が楽しめる。心身をリフレッシュしたいときは「ねずこの森」へセラピーウォーキングに出かけよう!

根上がりの部分がマングローブに似ていることから“森のマングローブ”と言われるネズコの木


古より森を見守る伝統樹木“ネズコ”


「ねずこの森」でまず圧倒されるのは、入口から徒歩で15分ほどの位置にあるネズコの巨木だ。数百年前からこの森を見守り、現在も天に向かって伸びる姿は強い生命力を感じさせる。ネズコはクロベとも呼ばれるヒノキの仲間で、軽量で摩耗に強く、耐水性にも優れており、下駄の材料として使われてきた。自然探勝路を進んでいくとネズコの老木から新しい命が生まれる様子や、“ネズコの兄弟”と呼ばれる面白い形をした木々など、多彩なネズコが観察できる。

【写真を見る】樹齢数百年の巨木が出迎えてくれる


見どころいっぱいの森を散策!


歩みを進めて森の奥まで行くと、馬のような形に折れ曲がったブナの木が目に止まる。「ねずこの森」には、このように冬の雪の重さなどで変形した木が沢山あり、探しながら散策するのも楽しい。また、このあたりは落葉樹が多く、紅葉の時期はブナやミズナラが黄色、ウルシやモミジが赤く色づき、落ち葉でじゅうたんを敷いたような色鮮やかな風景が広がる。復路の緩やかな登り坂では、動物たちの足跡や木の実、小さな草花が発見できることもあるので、足下もしっかりチェックしよう。約60分のウォーキングを終える頃には、心地よい疲労感と共に、大自然の力でリフレッシュした自分を実感できるはず!

不思議な形の“うまブナ”は人気の撮影スポット


『ねずこの森ウォーキングガイドツアー』で森の魅力を満喫!


夏季と秋季には有料の『ねずこの森ウォーキングガイドツアー』が開催される。森を知り尽くした現地スタッフの案内により、ノルディックウォークで散策が楽しめるのだ。ツアーの申し込みは「白馬岩岳ゆり園」内のカフェレストラン「スカイアーク」で行う。なお、「白馬岩岳ゆり園」内の多くの施設はペットの同伴が可能だが、「ねずこの森」はペットの入場が禁止なので注意しよう。

ノルディックウォーク用のポールは無料でレンタルできる


自然の生命力を全身で体感できる「ねずこの森」。心身に疲れを感じたら“森のセラピーウォーキング”で癒されてみよう。【東京ウォーカー編集部】

東京ウォーカー編集部

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