ヘルシーでも満足感のある一杯が話題沸騰中!行列店「七宝麻辣湯」でアレンジ無限の“私だけの麻辣湯”を楽しんでみた

東京ウォーカー(全国版)

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2024年ごろからSNSや各メディアで取り上げられ、特にZ世代を中心に人気が爆発している麻辣湯(マーラータン)。一大ブームに乗り、専門店も急増しているが、今回紹介する「七宝(チーパオ)麻辣湯」は麻辣湯の専門店ではあるものの創業は今から18年前。ここ最近のブームより前から多くの人に親しまれ続けているチェーン店だ。近年、店舗を日本各地に拡大し、その人気はさらに加速。そんな麻辣湯の先駆店で、“一度食べたらやみつきになる一杯”の魅力を探ってみた。

2025年7月オープンの「七宝麻辣湯 新宿南店」。開店後すぐや昼過ぎなど、ピーク時を避けての来店がおすすめ


麻辣湯(マーラータン)とは?

麻辣湯(スープ・春雨)620円にトッピング(1グラム3.1円)590円分を追加

麻辣湯とは中国・四川省発祥の薬膳スープ料理のこと。唐辛子や花椒(ホアジャオ)などを加えた痺れる辛さのスープが定番だが、辛さを抑えた白湯のほか、担々スープ、トムヤムクン風味など店ごとにさまざまなスープが用意されている。麺もさまざまだが、基本は春雨。そしてスープには薬膳、漢方が使われることが多く、美容や健康効果に期待できるとあって特に健康志向の人から支持が厚い。

多くの店で野菜やキノコ、肉、魚介といった具材から自由に選べる、カスタマイズ性の高さも特徴のひとつ。食べ応えがありつつもカロリーを抑えたい、バランスよく栄養を摂りたいといったわがままも、組み合わせ次第で叶えてくれる一杯だ。

「七宝麻辣湯」は若年層にも人気が拡大中

開店前から行列ができる人気ぶり。写真は横浜ポルタ店の様子七宝麻辣湯

「七宝麻辣湯」は2007年に東京・渋谷に1号店がオープン。一過性のトレンド店ではなく、19年目に入った今年もなお、多くの人々に愛され続けるブランドというのも注目すべきポイントだ。

こだわり抜いた味はもちろん、スープや具材、麺を豊富にそろえ、“無限大”ともいえるカスタマイズ性の高さも評判の理由。客層は男女問わず幅広い世代が訪れるが、特に多いのが20〜30代の女性。最近では一大ブームの影響もあって、10代にも人気が拡大してきている。

カスタマイズ性の高さが魅力!なかでもイチオシのトッピングは?

多彩な具材を自由に選べるカスタマイズ形式を導入

野菜類やキノコ類をはじめとする多彩な具材、5種類の麺、6種類のスープ、0辛から10辛までの辛さ、あとのせできるトッピングを用意し、組み合わせは自由。さらに余ったスープにライス(小150円)を入れて雑炊風にしたり、とアレンジして楽しむのもOK。このカスタマイズ形式は、麻辣湯の本質である「選ぶ楽しさ」を伝えたいという想いから日本でいち早く導入されたもの。好みや体調、気分に合わせた「自分だけの一杯」はもちろん、新しい組み合わせでさらなるおいしさに発見できるなど、何度来ても飽きない工夫が多くのリピーターを生んでいる。

【写真】野菜を中心に約160グラム分の具材をセレクト

具材は量り売りで1グラム3.1円(渋谷店・赤坂店・飯田橋店以外の店舗は量り売りシステム)

来店したら、まずは具材選びから。チンゲン菜やミニトマト、ヤングコーン、黒キクラゲ、エノキ、シメジ、翡翠(ひすい)餃子、ウズラの卵をはじめ、具材の数は50種類を超える。

葉野菜、キノコ類をバランスよく取り入れ、麺を海藻麺やコンニャク麺(各+150円)に変えるとよりヘルシーに楽しめる。また肉団子やソーセージといった肉類のほか、豚肉、煮卵をはじめ全18種類のあとのせトッピング(+150円)の追加、麺量が2倍になる麺大盛り(+150円)もあるので、しっかり食べたい人はガッツリ系の具材やトッピングを要チェック!

月替わりのおすすめ食材もある。野菜中心なので「罪悪感なく食べられる」と利用者からも評判が高い

初めてで迷ってしまうという人はスタンダードな春雨×麻辣スープをぜひ。鹿児島県産サツマイモ、北海道産ジャガイモで作るオリジナルの春雨は、少し太めの中太麺を採用し、ヘルシーでも、もちもちでツルッとした食感で文句なしの満足感が得られるのが魅力だ。それぞれの具材に期待できる美容・健康効果が記載されているので、迷ったときはぜひ参考に。

注文後は厨房で調理してくれる。具材は薬膳スープで茹でるので味わい深く仕上がる

刻みニンニク、黒酢、花椒などの卓上調味料で“味変”できる

鶏・豚・牛をじっくり煮込んだスープは動物系のコクで旨味豊かなうえ、コラーゲンがたっぷり。さらに花椒など30種類以上の薬膳スパイスが加えられているので、単なる辛さだけでなく、奥深い味わいと豊潤な香りが広がり、体の内側からじわじわと温まる。常に最良の味に仕上げるため、各店で店炊きを徹底。常連の中には、各店で異なる微妙なスープの違いを楽しむ猛者もいるほど。

麺は春雨が基本。無料で「太帯春雨」に変更可能

もちもち感がクセになるブンモジャ(極太春雨)も人気。夏の「冷やし麻辣湯」など期間限定メニューも

定番の春雨にチンゲン菜やピーマン、ブンモジャ、水餃子などをセレクト。2辛は適度な辛さだが、辛いものが苦手な人は0辛〜1辛がおすすめ。たっぷりの野菜と薬膳スパイスが体に優しく、美容や健康を気遣いながらも、しっかりとした食べ応えが感じられる一杯!

スープを胡麻坦々(+150円)に変え、後のせトッピングの「肉味噌」(+150円)をプラス

旨味はそのまま、まろやかに仕上げた「胡麻坦々」も好評。プチプチっと食感が心地よい海藻麺(+150円)もオーダー率の高いメニューだ。

出店エリアは全国に拡大。「七宝麻辣湯」の今後について

男女問わず、一人でも気軽に利用できる。各店舗のLINE公式アカウントを友だち登録すると毎月お得なクーポンがもらえる(※店舗により異なる)

創業者がシンガポールで出合った麻辣湯に感銘を受け、このおいしさを日本に伝えたいという想いから誕生した「七宝麻辣湯」。中国で200軒以上の店を食べ歩きながら、本場の味・日本人向けといった枠ではなく純粋に「料理としてのおいしさ」を追求した自慢の麻辣湯が、今では多くの人々に受け入れられている。

「ミニ魯肉飯(ルーローハン)」(450円)

2021年11月に東京・池袋に初のFC店をオープンしたのを皮切りに渋谷、恵比寿、神奈川・横浜など関東を中心に展開。その人気ぶりはとどまることを知らず、2025年の2月に福岡、新潟、5月に宮城、3〜10月にかけて大阪に3店舗を出店するなど関東圏外への出店が進み、10月には計40店舗を超える勢い。今後も日本各地への新規出店を行い、これまで以上に“自分だけの一杯”を提供し続ける。

店舗情報

■七宝麻辣湯 新宿南店
東京都渋谷区代々木2-11-19/電話:03-6300-4678/営業時間:11時〜23時(LO22時30分)/定休日:なし(年末年始は休みの場合あり)/支払い方法:クレジットカード・電子マネー・現金ほか

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