【W不倫】「他人の家庭はどうなってもいいの…?」なぜ夫の不倫相手はママ友だったのか… 泥沼不倫の結末【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
女性向けWebメディア「mamagirl」で公開された漫画『仲良しママ友の最悪な裏切りが発覚!』が、ネットで話題になっている。夫と、同じ保育園に通うママ友の不倫が発覚し、妻が絶望する泥沼のストーリーだ。今回は、プロット担当の
mamagirl
編集部・梅田さんと作画担当の瀬戸うなぎさんに、本作を描いたきっかけや工夫した点についてインタビューした。
「道を踏み外した先にハッピーエンドはない」…不倫漫画に込めたメッセージ
本作は、知人から聞いたエピソードを基に制作された。梅田さんは、「最初こそ夫とママ友が不倫関係で盛り上がるが、最終的には2つの家庭が崩壊する」と語る。不倫の末にハッピーエンドはないというメッセージを伝えたかったという。
作画を担当した瀬戸うなぎさんは、読者に主人公の心情が分かりやすく伝わるように工夫した。不倫を疑い、確信し、驚き、涙、怒り、そして心の整理へと、ジェットコースターのように感情が変化する主人公の様子を、限られたページの中で読みやすくまとめることに注力した。
ママ友と夫の不倫が発覚したシーンを描く際は、「堂々と自宅で不倫しやがって夫もママ友もムカつくな〜!」と主人公に感情移入しながら描いたという。エンタメとして読者にも同じように感じて楽しんでもらえたらと話した。
「他人の家庭はどうなってもいいのか」…不倫相手への痛烈な批判
不倫相手は、自分の夫に不倫の事実を知られたくないと訴えたが、これについて梅田さんは「他人の家庭はどうなってもいいが自分の家庭は壊したくないなんて、都合がよすぎると」と批判した。作中の主人公が放った「人の家庭は壊しておいて、自分は言いたくないって!?そんなの許されるわけないでしょ!」というセリフに、この作品のメッセージが集約されている。梅田さんは、不倫相手には人を裏切ることの罪の重さを実感し、深く反省してほしいと個人的な思いを語った。
瀬戸うなぎさんは、今後の作品について、自身を含むママ世代が共感できる内容を楽しく描いていきたいと語った。イラっとするキャラやトラブルメーカーが登場しても、シリアスになりすぎず、読者がクスッと笑えたり、スカッとできるような面白い作品を作っていくという。
mamagirlでは、女性が共感できるような作品が多数公開されている。興味がある人は、この機会にぜひ一度読んでみてはどうだろうか。
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取材協力:mamagirl編集部・梅田/瀬戸うなぎ
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