あんこ尽くしの一日を!あんこスイーツを巡るスタンプラリーが島根県の“あんこが本当においしい土地”で開催

東京ウォーカー(全国版)

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「あんこが本当においしい土地」として日本あんこ協会も認める島根県津和野町で、あんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント「津和野あんこ旅2025」が、2025年10月1日(水)から開催される。

秋の津和野を巡る「津和野あんこ旅2025」開催!


島根県・津和野を巡る「津和野あんこ旅2025」開催!


今年で4回目を迎えるこのイベントには、津和野町の銘菓「源氏巻」をはじめとする18種類のあんこスイーツが参加。参加者はパンフレットを片手に歴史情緒あふれる町を散策し、各店こだわりの個性豊かな味わいを堪能できる。年々人気が高まり、リピーターも増加しているという本イベントの魅力について、津和野町観光協会と、監修協力を行う日本あんこ協会の担当者に話を聞いた。

担当者に聞く!「津和野あんこ旅」の魅力と楽しみ方


――「津和野あんこ旅2025」開催の狙いや、イベントの魅力について教えてください。

最大の狙いは、津和野町の伝統銘菓「源氏巻」の魅力を多くの方に発見していただくことです。源氏巻は、カステラ生地にこし餡を巻いた津和野の代表的なお菓子で、町内では9軒の和菓子屋がそれぞれ独自の製法でこの銘菓を作り続けています。同じ源氏巻でありながら、各店舗のこだわりによって味わいが大きく異なるため、食べ比べをすることで新たな発見と驚きを体験していただけます。

参加される皆様には自分好みの源氏巻を見つけて楽しんでいただきたいと思います。ご年配の方はもちろん、若い女性にも親しんでいただけるよう、津和野あんこ旅のキャラクター「源氏まき子」ちゃんのグッズ展開も併せて行っております。

【写真】あんこをふんだんに使った銘菓「源氏巻」


――今回で4回目の開催となりますが、これまでの反響を教えてください。また、人気が高まっている理由は何だと思われますか?
津和野あんこ旅への参加を目的に県外から宿泊し、津和野プレミアムあんバサダーを目指される方や、リピーターの方も年々増えています。津和野あんバサダーの認定証をお持ちの方には、対象店舗で独自の特典をご用意いただくなど、和菓子屋の皆様にもよい企画として喜んでいただいています。

あんこ旅を楽しまれるお客様だけでなく、津和野町全体で取り組んでいるため、参加者と店舗の間に一体感が生まれているのも魅力ですね。あんこ旅パンフレットをお持ちの方に、お店の方が「あと何店舗ですね!頑張ってください!」と声をかけている光景がよく見られます。このような温かい雰囲気が、町内、そして店舗の中で「次の企画には自分の店も参加したい」という気持ちを生み、過去最大規模のキャンペーンにつながっているのではないでしょうか。

――日本あんこ協会から見て、「あんこが本当においしい土地」として津和野町が挙げられる理由を教えてください。
津和野には、あんこがおいしい土地である条件がそろっているからですね。あんこが本当においしい土地には2つの特長があります。ひとつは澄んだ水です。あんこ作りは水が命であり、豆を炊くにもさらすにも清らかな水が欠かせません。津和野は清流・高津川に面した、水質日本一にも輝いた名水の地です。

もうひとつは城下町の歴史です。茶の湯とともに和菓子文化が育まれ、洗練された味が受け継がれてきました。城下町としての風情を残す津和野は、水質にも恵まれ、まさにあんこの宝庫として名高いです。

また、わが国では昔から和菓子は五感で味わうものと言われてきました。日本遺産の町であり、歴史情緒あふれる街並みや、これから紅葉シーズンを迎える津和野の大自然に囲まれながらあんこスイーツを食べ歩き、ゆったりと津和野で過ごすことは、まさに五感を通して全身であんこを味わうという、日本の食文化の素晴らしさを体験する絶好の機会になると信じております。

――初めて参加する方へのおすすめの巡り方や、イチオシのスイーツがあれば教えてください。
もちろん、18種類すべてをコンプリートしていただくことがおすすめですが、やはり源氏巻は津和野のローカルあんこ銘菓ですから、ぜひ食べ比べしていただきたいと思います。あんこの甘さの違い、小豆の風味の違い、生地の食感の違い、さらには、つぶあん、白あん、抹茶あんといった、こしあんとは違うラインナップなど、その違いを知ることがとても楽しい体験になります。

――今回から新しくなった点として「オリジナルバッグ」の贈呈と「スタンプの刷新」がありますが、こだわった点などを教えてください。
新しいオリジナルバッグは、普段使いできるデザインにこだわりました。どこかに持ち出したときに会話のきっかけになり、津和野あんこ旅をPRできればうれしいです。サイズは源氏巻も入るので、次回の旅のお供にしてもらえたらと思います。

また、スタンプも「源氏まき子」ちゃんのオリジナルデザインに変わりました。店舗ごとに違うバージョンなので、「次のお店はどんなスタンプだろう?」というワクワク感も楽しんでいただきたいです。

スタンプラリーをコンプリートして、津和野あんこ旅オリジナルバッグをゲット(先着50名まで)



――最後に、読者へメッセージをお願いします。
山陰の小京都津和野。中国山地のど真ん中に位置し、周りを山に囲まれた自然豊かな町です。日本遺産の町として登録されており、約160年前の絵図「津和野百景図」の中の半分以上の絵が今も同じようにご覧いただける、歴史の深い町です。流鏑馬神事・鷺舞神事などの伝統芸能もご覧いただくことができ、四季を通じて楽しんでいただけます。

また、日本三大芋煮の一つである「津和野の芋煮」も秋の名物で、津和野のあんこ旅と一緒にぜひ味わっていただきたい一品です。清流日本一に何度も輝き、日本で唯一ダムのない一級河川・高津川が流れる津和野町。その支流の水を使った地酒もおすすめで、源氏巻と一緒にぜひ味わってみていただきたいです。

――ありがとうございました!

なお、「津和野あんこ旅2025」に関連して、期間中に「津和野あんこ旅ウォーク」も開催される。日本あんこ協会のにしい会長と一緒に、あんこの解説などを交えながら、各店舗の源氏巻を食べ歩きができるイベントであり、下記日程で開催される。

■「津和野あんこ旅ウォーク」
開催日程:11月2日(日) 14時〜16時30分、11月3日(祝) 9時30分〜12時(予定)

昨年度の「津和野あんこ旅ウォーク」の様子

日本あんこ協会のにしい会長と共に津和野を楽しもう


11月には、益田市出身のあんこ好きプロレスラー日高郁人さん、青木いつ希さんと歩く「津和野あんこ旅ウォーク」も実施予定だ。

歴史と自然、そして人の温かさがそろった土地、津和野。さまざまな源氏巻に舌鼓を打ちながら、あんこ旅に出よう。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※記事中の写真・画像はすべてイメージ画像です。

文=川田湖雪

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