世界最大級の墨絵ミュージアム「豊川稲荷 西元祐貴美術館」が9月27日に開館!日本三大稲荷の1つ、豊川稲荷に誕生
東京ウォーカー(全国版)
日本三大稲荷の1つに数えられる愛知県豊川市の豊川閣妙厳寺(豊川稲荷)の境内に、世界最大級の墨絵ミュージアムが誕生。寺宝館だった場所を新たに整え、「豊川稲荷 西元祐貴美術館」として2025年9月27日(土)にオープンする。

豊川稲荷では、72年ぶりとなる「午年開帳」が2026年に、本殿創建100年を記念した「大開帳」が2030年に予定されている。これに先立ち、御開帳記念企画「〜時代を超えて、縁を繋ぐ〜」の第一弾プロジェクトとして「襖絵 豊川鳥獣人物戯画」が2025年3月に始動。NHK「美の壺」出演や日本画として中学校美術教材にも取り上げられるなど、国内外で注目を集める墨絵師・西元祐貴さんが、1年をかけて12枚に連なる大襖絵を完成させる。


さらに、同じく御開帳記念企画の一環として墨絵プロジェクト「世界最大級の墨絵ミュージアム」が始動。こけら落しとして、「時代」をテーマにした西元祐貴特別展⽰が行われる。館内では作品展示にプロジェクションマッピングや音・光の演出を取り入れ、五感で感じる没入型アート体験を届ける。
豊川稲荷の精神性と、西元祐貴の墨絵作品
「守護の門」には、来場者を神聖なる空間へと導く「阿吽の狐」を展示。五角の門をくぐって先へ進む演出は、新たな世界への旅立ちをイメージさせる。

「天を翔ける 守護の力」で描かれるのは、雲間を翔ける龍の姿。その最中に飛び込んだかのような迫力と臨場感を演出する。

「信仰が結ぶ縁」では、武士や庶民から篤く信仰された豊川稲荷の信仰をテーマにした作品が並ぶ。力強い筆致で描かれた侍の姿に、武士の誇りと精神が浮かび上がる。

「神聖なる白」のテーマは、「白」に宿る祈りの力。伝統の三河シルクを展示に取り入れ、光を映す白の世界に墨の黒が美しく際立つ。

「縁を結ぶ 墨絵の世界」では、西元祐貴さんの多彩な作品が一堂に集結。NHK「美の壺」で即興制作された作品などが展示される。

「躍動の美学 挑戦する力」は、2026年10月に名古屋で開催予定の「第20回アジア競技大会」に合わせた特設エリア。オリンピック特番で描かれた23競技のアスリートなどの墨絵が展示される。

開館日である9月27日(土)のチケットは数量限定のため完売。墨絵をテーマにしたミュージアムとしては世界最大級とあって、早くも国内外から大きな注目を集めている。

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