まさに“フォトジェ肉”!福岡・今泉に上陸の「かしわビストロ」でプリップリ肉を喰らえ!
九州ウォーカー
連日客が押し寄せる東京の繁盛店「かしわビストロ バンバン」(東京都渋谷区神泉町)。その初となる2号店が、今年10月、福岡市中央区今泉に開店した。こちらでは、地鶏を中心とした“一味も二味も違う”創作イタリアンが味わえるという。

ビブグルマン3年連続受賞のスゴ腕が見参!
カウンター越しに迎えてくれるのは、店主の高城直弥さん。ミシュランガイド東京では2016、2017、2018と3年連続でビブグルマンに選ばれた「リゾットカレースタンダード」も手がける敏腕の経営者でもある。

「先にいろいろと話すより、まずはこのお通しをどうぞ」。そう言って高城さんは、器に「これでもか!」とシラスを盛りつけたサラダを差し出してくれた。これが1人1皿ずつ提供されるとは、なんとうれしい誤算。中には野菜もたっぷり。爽やかなユズドレッシングが香り、これだけで十分酒が進んでしまう。

さらにメニューを開けば、300円から900円前後の一品がズラリ。“カレー風味に和えたアレがのってます” と書かれた「バンバンオリジナルポテトサラダ」や「あつあつクレープ包み焼き」など、食指をそそられる逸品ぞろいだ。
地鶏を使った絶品料理がめじろ押し
中でも絶対にハズせないのが、看板である地鶏料理。前菜には、モモ、ササミ、ムネと3種の新鮮な部位を味わえる「さつま知覧鶏のカルパッチョ盛り合わせ」(842円)を。さつま知覧鶏は臭みがなく、噛むほどに旨味がにじみ出る。

名物の「地鶏のかしわ焼き」(950円)は、高城さんの出身地である滋賀県高鳥市の郷土料理をアレンジした逸品。旨味が濃く食感のいい滋賀県産の地鶏「近江黒鶏」をレアに焼き上げ、赤味噌に数種のスパイスなどを調合したオリジナルソースを絡めて供する。熱々のフライパンからジュワジュワと弾ける音、香り。プリップリの弾力と甘辛く後を引く味わいがたまらない。

ビブグルマン受賞、噂のカレーでシメ!
食事のシメには、ミシュランガイド掲載の姉妹店「リゾットカレースタンダード」の看板料理である「リゾットカレー」(950円)をぜひ。鶏のトマト煮込みをベースにスパイスを合わせたカレーと、クリーミーで濃厚なパルメザンチーズリゾットが見事に融合。シメと言いながら、ワインが進んでしまう味わいがニクい。

普段使いできる居心地のよさが客を呼ぶ
スタイリッシュな雰囲気ながら気兼ねなく通える価格帯、活気のあるスタッフのサービスも人気の秘密。生レモンをたっぷりと絞る「超炭酸レモンサワー」や、自然派ワインをはじめとする高コスパなワイン(各1杯500円~)など、アルコールメニューも手ごろでうれしい。


「福岡で活躍する飲食店の方々の熱気に触れて、福岡への出店を決めました。福岡の方は本当に人柄がよく、日々楽しみながら刺激を受けています」と、高城さん。柔軟な発想と行動力を福岡でもフル活動させ店造りに反映。その人気はとどまるところを知らない。
[かしわビストロ バンバン 今泉店]福岡市中央区今泉1-3-1 TYビル102 / 092-519-8092 / 18:00~24:00(LO23:00)、金曜~翌1:00(LO24:00) / 休みなし※年末年始は要問い合わせ
【九州ウォーカー編集部/文=森絵里花(シーアール)、撮影=藤野拓人】
森絵里花
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