トイレの悪臭「おれじゃないのに!」気絶しそうな悪臭に耐えたのに、自分が犯人にされる会社トイレでの冤罪被害【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
働くなかで遭遇する災難や理不尽を、哀愁漂うタッチの漫画で発信する青木ぼんろさん(@aobonro)。青木さんの作品は、多くの人が経験した「あるある」シーンを描き、共感を呼んでいる。本稿では、サラリーマン生活を描いた漫画『恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活』のなかから、「会社トイレの悪臭体験」を紹介する。
「気絶しそう」な悪臭に耐え、犯人にされる悲劇
このエピソードは実体験かと尋ねると、青木さんは「はい、昔あったことです。トイレに行ったとき、あまりの臭いに気絶しそうになりながらも、排便を済ませ個室から出たんです。それをちょうど見られてしまい、その空間の臭いをすべて私のせいにされて泣き寝入りしたという状況です…」と語った。
作品を通して伝えたいことについては、「物事を表面だけ見て判断するのは危険であるということだろう。今回のトイレの事案に限らず、さまざまなことに言えるが、すくい取られた表面の情報だけではなく、そこに至るまでの過程などにも目を向け、真実を捉えられるようになりたい」と、自身の願いを述べた。
最適解は「芝居のスキル」?
会社のトイレでこのシーンに出くわした際の最適解を尋ねると、「これは難しい。個室を出た際『いやぁ、臭い我慢するのきつかった~』とアピールするのも手かもしれない。ただある程度の芝居のスキルは求められる」と、ユーモアを交えつつアドバイスを送った。
不特定多数の人が利用するトイレでの出来事。臭いの原因は自分ではないのに、そこにいるだけでなぜか犯人であるかのような空気が漂う理不尽さ。あなたはこれをどう回避するだろうか。
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