「8年越しの花嫁 奇跡の実話」W主演の佐藤健、土屋太鳳と瀬々敬久監督が福岡に!
九州ウォーカー
12月16日(土)に公開となる映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」のW主演の佐藤健、土屋太鳳と瀬々敬久監督が来福。本作について、撮影秘話や作品への思いを語ってくれた。

2015年、岡山のあるカップルに起きた奇跡を映し出した動画がYouTubeにアップロードされ、瞬く間に話題となった物語を瀬々敬久監督が実写映画化した本作。オファーを受けた時の感想を聞かれた佐藤健は「オファーと共にドキュメンタリー映像を同時に見ました。こんなことが現実の人生に起こりうるんだという衝撃と同時に、たくさんの人にこの物語を知ってもらいたい、届けたいと思い、ぜひ出演したいと思った」と話した。
また、土屋太鳳は「尚志さんの愛情を注ぎ続ける姿と、麻衣さんの生きようとする姿にとても感動しました。麻衣さんや麻衣さんのご家族、尚志さんに尊敬の気持ちを持って、撮影に挑むことが大事だなと思いました」とクランクインの気持ちを振り返った。
実際にモデルとなったカップルに会った時の印象を、佐藤は「映像で観た時の印象とズレがなかった。芯が強く、器が大きくて、笑顔が印象的でした」と話すと、続けて土屋は「とてもかわいらしい人で、女子力があるのに豪快な笑顔が素敵な女性だったので、そういう部分もしっかり届けたいと思いました」と印象を語った。
瀬々監督は「佐藤健さんはすごくインテリジェンスな人。物語の芯をつかむ嗅覚というか、一瞬で全体を把握する勘というか、そのなかで物事を考えていく力に長けている。土屋太鳳さんは、根性の人というか男前というか、気合いの人というか、そういう精神的な強さで、今まで切り開いてこられたんだと思います。そういう彼女の男前な部分が、現実の麻衣さんとすごく近い部分があったと思います」と、二人の演技について語った。まさに今回の役どころにハマっていたようだ。

このカップルを演じるにあたり、佐藤と土屋はかなり話し合いをしたようで「二人のシーンは全シーンについて、かなり細かいところまで話をしました。この台詞が言いづらいからこう変えようとか、本当に細かい具体的なこと、ディテールまで話し合っていました」と佐藤。
土屋は佐藤のことをインタビュー中も“健先輩”呼んでいたが、撮影中は同志だったようで「アドバイスをもらうというよりは、一緒に作ってくださる感じでした。そう思うと、監督もスタッフのみなさんも私たちに寄り添って下さっていたので、すごく心が解放された時間だったなと思います」と充実した撮影だったことを話してくれた。
最後に、瀬々監督が「この物語は“関係の変化の物語”です。二人の関係が変化していく、家族の関係が変化していく、周りの人たちの観る目が変化していく。なので、二人に寄り添うように撮影しました。逆にこの二人のドキュメンタリータッチなものが生まれてきたと思います」と締めた。
【九州ウォーカー編集部/取材・文=文乃】
文乃
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