ギネス世界記録更新で熱気が最高潮に!「東京2025世界陸上」の前夜祭イベントをレポート
東京ウォーカー(全国版)
東京の国立競技場を舞台に9日間にわたって行われた「東京2025世界陸上」が2025年9月21日に無事、幕を閉じた。総観客数は61万9288人に達し、1991年の東京大会(約58万人)、2007年の大阪大会(約35万9000人)を上回る過去最多記録を更新。毎日チケットが完売し、観客の熱い声援が大会をおおいに盛り上げた。
そんな「東京2025世界陸上」の開幕前日である9月12日には、前夜祭イベント「RUNS : INTO KK」(ランズイントゥーケイケイ)が東京高速道路「KK線」で開催。会場には2181人のランナーや観客が集まり、“高速道路を駆け抜ける”という一夜限りの特別体験を楽しんだ。また、イベント内ではギネス世界記録(TM)の更新も達成。本記事では、その様子をレポートする。
ギネス世界記録への挑戦で新記録が誕生!
本イベントで最も注目を集めたのは、「1時間で100メートルをリレーした最多人数」に挑むギネス世界記録へのチャレンジ。これまでの最多記録は252人となる。
陸上経験者や市民ランナーに加え、ゲストに女子100メートルハードル元日本記録保持者の寺田明日香さんや「RUNS : INTO KK」のオフィシャルサポーターである志村美希さん、陣在ほのかさん、藤村美杏さん、三津家貴也さん、よしきさんの5名も次々とバトンをつなぎ、会場は大きな盛り上がりを見せた。
小池百合子東京都知事も応援に駆け付け、スターターを務める。「ギネス世界記録への挑戦における成功が、『東京2025世界陸上』に臨む選手たちの力になるでしょう」とエールを送った。
結果、256人が走破し、見事に新記録を樹立。達成の瞬間、会場は大歓声に包まれた。参加した人の中には、未来の世界陸上を担う可能性を秘めた子どもたちの姿もあり、この挑戦から次世代のスター選手が生まれるかもしれないという期待を抱かせる瞬間となった。
ゲストとしてチャレンジに参加した寺田明日香さんは、この結果を受けて「みんなで一丸となって記録を更新できたのがすごくうれしいです。『東京2025世界陸上』の前日に盛り上がれたので、明日からはもっともっと盛り上がってほしい。楽しみにしています」と明るい表情を見せた。
そのほか、会場ではファミリーやキッズを対象にした「1mileリレー」や、166チーム・1399名が参加した「ハーフマラソンリレー」も実施。仲間や家族と声を掛け合いながらタスキをつなぐ姿や、子どもと大人が一緒に走る光景に、会場全体が温かな一体感に包まれた。
こうして、都市、市民、ランナーが一つになった「RUNS : INTO KK」は、「東京2025世界陸上」の開幕に向けて熱気を一段と高める象徴的なイベントとなり、幕を閉じた。子どもにとっても大人にとっても“高速道路を走る”という貴重な機会。また次回の開催にも期待したい。
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