「ラブか死か…」命懸けでときめけ!恋愛経験ゼロの殺し屋6人が挑む、史上最悪の「ラブデスゲーム」開幕【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
目が覚めると、見知らぬ部屋に閉じ込められていた男女6人。首には不穏な首輪がはめられている。集められたのはすべて殺し屋という物騒なメンバーだが、始まったのは“デスゲーム”ではなく、“ラブデスゲーム”という名の恋愛リアリティショーだった。
生還条件は「カップル成立」
巨大な画面に能面を付けた運営が登場し、ルールを説明する。生きて外に出る方法はただひとつ、カップルを成立させることだ。「なんだ、簡単だわ」と侮るのは禁物。なぜなら、そこに集められた殺し屋たちは、恋愛経験が全くない初心者ばかりだったからだ。
この漫画『ラブデスゲーム』を描いたのは、漫画家の墨染清さん(@sumizomesei)だ。「息抜きに描いたプチ漫画ですが、うっかりちゃんとペン入れしてしまったので載せちゃいます」とSNSに公開すると、「なんだこのおもしろそうな話は!」「“うっかりちゃんとペン入れ”してくださったことに感謝!!」と読者から大きな反響があった。さらに「人数的にBLありなのが業が深いw」「全員生還しようとしたら必ずBLせねばならんのに運営の趣味を感じるなぁ…」などの感想も飛び交った。
キャラクター設定が楽しい「ネタ漫画」
作者の墨染清さんに本作について話を聞いた。「“うっかりペン入れ”をしたとおっしゃっていますが、登場人物たちのプロフィールまでしっかり作り込まれていましたね」という問いに対し、墨染さんはコメントしている。
「私の場合、ストーリー重視の漫画を描くときはキャラクターのプロフィールにあまり遊びを入れられないのですが、こういったあきらかなネタ漫画では気楽にプロフィールを作れるのでとても楽しいです」と語る。どんなプロフィールでもストーリーに無理なく取り入れられるのが、こうした漫画の魅力だと考えているそうだ。
続編を期待する声も多く寄せられているが、墨染さんは「可能性は十分あります。ああいう展開にしたらおもしろいそうだなと、続きのアイデアを考えて遊ぶこともあります」と再開に含みを持たせた。「もう少し時間に余裕ができたら、ぜひまた描いてみたいですね」と話している。
登場人物のプロフィールを読んだあとに本編を再読すると、おもしろみがさらに増す本作。個人的には「業界屈指のベテラン・62歳」のおじさまの恋の行方が気になるところだが、読者はどうだろうか。プロフィールを踏まえて読むと、また違った角度からじわじわとおもしろさがこみあげてくるので、本作を読む際は最後のプロフィールまで見逃さないでほしい。
取材協力:墨染清(@sumizomesei)
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