目覚めたら子猫?おじさんが子猫に転生「私がかわいいだと…!?」ギャップ萌えにSNS「猫しか勝たん」と騒然【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
X(旧Twitter)で毎日23時半〜更新中のねこに転生したおじさん、通称「ねこおじ」。トラックに轢かれて転生したら、なんとかわいい子猫になっていた。前世のおじさんの残像(薄らしている)と子猫のゆるかわ(目がきゅるるん)が奏でるコメディにハマる人が続出し、日々、数万いいねが届くほど人気を集めている漫画だ。今回は、作者のやじま(
@yajima_en
)さんにコメディ漫画「ねこおじ」出生の話や今後の展開について話を伺った。
自分も見たいと思えるおじさんかを意識している
作者のやじまさんが漫画を描くようになったきっかけは、両親の前で絵を描いたときに「天才だ!」と褒められたことを鵜呑みにしたことだそうだ。
2023年2月5日に投稿された初めての「ねこおじ」は、セリフが「・・・!?」だけにもかかわらず、5.4万いいねを獲得したという。手応えを感じつつ、少しずつストーリー化されていったそう。最初は「おじさんがねこになっちゃった!」ということ以外、何も考えていなかったやじまさんだが、「このおじさんどうするんだろう…どうなったら楽しいかな…」と考えたり、読者の反応をリプ欄で確認しながら「おじさんに起きたら楽しいことを毎日考えています」と明かす。
漫画制作で気をつけていることについて、やじまさんは「あまり気持ち悪くなったり、エッチな展開にはなって欲しくないな、と思っています。おじさんにそういうことをさせると一気に嫌悪感が出ると思います(笑)」と教えてくれた。さらに、毎回、自分自身も見たいと思えるおじさんになっているかを意識しており、描き終わったあとも何度も読み直して笑っているそうだ。
読者からのリプがあってこそ「ねこおじ」が完成すると感じているやじまさんは、読者の言葉選びのセンスに「こんなにおもしろい人たちがたくさんいるんだ」と驚いているという。返事をしたい気持ちはあるものの、「子供にされた質問に代わりに答えてしまう親御さん」のようについ答えすぎてしまいそうで控えているが、常に目を通しているそうだ。
フォロワーによって韓国語版や英語版にまで翻訳されるほど人気を集めている本作「ねこに転生したおじさん」をぜひチェックしてみてほしい。
取材協力:やじま(@yajima_en)
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