“マガハファン”集まれ!「マガジンハウス博 “銀座から世界へ”」がGinza Sony Parkで10月25日まで開催中
東京ウォーカー(全国版)
雑誌『anan』『BRUTUS』『POPEYE』などを発行する株式会社マガジンハウスが、創立80周年を記念したイベント「マガジンハウス博 “銀座から世界へ”」を開催。期間は2025年10月10日から10月25日(土)まで、会場は東京・銀座のGinza Sony Parkだ。

“銀座から世界へ”をコンセプトにマガジンハウスの80年の歴史と築き上げた文化を体感する
マガジンハウスの80年にわたる歴史と未来をつなぐコンテンツが集結する祭典として、Ginza Sony Parkの地下2階から地上5階までがたっぷりマガジンハウスのコンテンツで埋め尽くされている。1階エントランスで迎えてくれるのは、『POPEYE POP-UP SHOP』や『「もしもし、BRUTUS」もしも「BRUTUS」と話せたらwith Google Gemini』など雑誌編集部プロデュースの企画。

注目のCasa BRUTUS特別展示『村上隆と村上ハウス』や、『平凡』、『POPEYE』などの歴代表紙を展示した『マガジンハウスの80年表紙展』、「A」から「Z」までのキーワード別にマガジンハウスのトピックスを紹介する『マガジンハウスのA to Z』、オリジナルグッズや編集部厳選の限定スイーツなどを販売する『マガジンハウスショップ』など、会場にはマガハファン垂涎ものの展示や企画が満載だ。
入り口から遊び心いっぱい!1階エントランスは雑誌編集部プロデュースの企画スペース
まずは、『anan』のマスコットキャラクターであるananパンダがお出迎え。左手奥には移動式編集部「POPEYE CAR」が登場、『POPEYE』のロゴをデザインしたスウェットやTシャツに、雑誌『Olive』やマガジンハウスロゴの限定グッズを販売している。『POPEYE』や『Olive』ファンはぜひチェックしてほしい。


エントランスの奥には『BRUTUS』編集部によるコーヒースタンド『BRUTUS COFFEE KIOSK』と、GoogleのAI Geminiと連動した新感覚のコンテンツ『「もしもし、BRUTUS」もしも「BRUTUS」と話せたらwith Google Gemini』が。

『BRUTUS COFFEE KIOSK』では雑誌『BRUTUS』で紹介したコーヒーショップが日替わりでオープンする。この日は神保町の「GLITCH COFFEE & ROASTERS(グリッチコーヒー&ロースターズ)」。特別な1杯をその場で味わうだけでなく、気に入ったら豆を購入することもできる。

不思議でかわいい電話ボックスが『BRUTUS』と話せる企画、『「もしもし、BRUTUS」もしも「BRUTUS」と話せたらwith Google Gemini』だ。創刊号から最新号まで、『BRUTUS』45年分のバックナンバーをまるごと読み込ませたAI・Geminiに「もしもし、ブルータス」と話しかけることで電話で会話ができるというもの。質問は自由、どんなことを聞いてもいいのだそう。何を話したらいいか思いつかない場合は、「おすすめの旅行プラン」や「最高の朝ご飯」、「幸せって何だろう?」といった質問をしてみて。

個人的に一番熱いのは、『マガジンハウス古本市』だ。マガジンハウスの雑誌たちのバックナンバーが実際に購入できるコーナー。なんと『Hanako』の創刊号を発見。ほかにも『anan』や『Casa BRUTUS』、『Tarzan』など、懐かしの1冊が見つかるかも。


雑誌の歴代表紙をずらりと展示!地下階から屋上をつなぐ「縦のプロムナード」がギャラリーに
エントランス奥、右手の階段は地下から屋上までをつなぐ1本の道、この「縦のプロムナード」では『マガジンハウスの80年表紙展』を開催。プロムナードをギャラリーに見立て、『平凡』や『POPEYE』などのマガジンハウスを象徴する雑誌の歴代表紙をずらりと展示している。懐かしい表紙たちを眺めながら、時代の変遷を感じられる。思い出の表紙に出合えるかもしれない。

マガジンハウスのロゴから家を作る?〈村上ハウス〉が登場!Casa BRUTUS特別展示『村上隆と村上ハウス』
表紙を眺めながらプロムナードを上がっていくと、3階は特別展示エリアに。こちらでは、Casa BRUTUS特別展示『村上隆と村上ハウス』 が開催中だ。世界的に活躍するアーティスト村上隆さんによる〈村上ハウス〉の展示をメインに、歌川広重『名所江戸百景』オマージュの版画作品の展示販売や、アパレルやぬいぐるみなどのグッズ販売を行う。


〈村上ハウス〉とは、マガジンハウスのロゴを立体化した組立式のモバイル建築。建築家ジャン・プルーヴェのプレファブ住宅に着想を得た、建築的アート作品だ。フロアには3つのハウスが登場。マガジンハウスのロゴから着想したM字形の「〈村上ハウス:隆の家〉」と、MMブラザーズの弟で過去アーティスト村上隆二(たかじ)の「〈村上ハウス:隆二の家〉」、そして村上隆さんのシグネチャー「お花」が史上初めてポリゴンになった「お花ハウス」だ。設計を手がけるのは建築系スタートアップのVUILD。


実はこの、アーティスト村上隆二さんはロバートの秋山竜次さん。顔や体型のほか、足の形、角質、巻き爪、北九州がルーツ、さらには鼻クソ、クソ好きというディテールまで似すぎた共通点が多いことがきっかけで、未来の芸術を創る兄・村上隆と過去の芸術を創る弟・村上隆二(ロバート 秋山竜次)による兄弟ユニット MMブラザーズは誕生した。




村上隆さん、秋山竜次さん、VUILD、そして『Casa BRUTUS』のコラボレーションから生まれた特別展示『村上隆と村上ハウス』。アートと建築が融合したユニークな空間を、ぜひ体感してほしい。観覧チケット(1100円)はオンラインで事前購入可能なので、出かける前にチェックしたい。当日券の販売もあるので、予約チケットが完売していたら会場で問い合わせてみよう。



岡崎京子さんの『pink』や、ほしよりこさんの『きょうの猫村さん』のポップアップストアも。『マガジンハウスショップ』がオープン
地下1階は『マガジンハウスショップ』。こちらでは『クロワッサン』や『Hanako』などの人気雑誌から誕生したグッズや、宮崎夏次系さん、岡崎京子さん、ほしよりこさんの作品とコラボしたアイテムを販売。

『クロワッサンの店 マガジンハウス博 SPECIAL』がオープン。全国に9店舗ある『クロワッサンの店』で人気の商品のほか、10月9日発売の『クロワッサン』1151号「工夫のある台所と道具。」で紹介する一部アイテムも購入可能。実際に手に取って見ることができるのもうれしい。


マガジンハウスの漫画作品とのコラボアイテムも見逃せない。宮崎夏次系さんの『カッパのカーティと祟りどもの愛』とファッションブランド「TOGA」、岡崎京子さんの『pink』とぬいぐるみ作家の片岡メリヤスさん、ほしよりこさんの『きょうの猫村さん』とサンド系菓子の「(NO) RAISIN SANDWICH」がコラボ。ポップアップショップを展開する。



『anan』のInstagramアカウントをフォローすると1回チャレンジできるガチャも登場。カプセルの中にはガムやオリジナルステッカー、コスメなどが入っている。シークレットも用意されているので、もしもカプセルからチケットが出てきたらカウンターまで。


マガジンハウスの過去から現在、そして未来を。A to Zで知る展示
Aは『anan』、Bは『BRUTUS』、Cは『クロワッサン』といったように、AからZまで、マガジンハウスをキーワードごとに紹介する展示『マガジンハウスのA to Z』。雑誌だけでなく、FはFounderで「創業者、岩堀喜之助と清水達夫。」、YはYearsで「マガジンハウスのにぎやかな80年史」といったように、さまざまな切り口のトピックスが並ぶ。ZのZine「本と雑誌と、読む人たちと。」まで、じっくりマガジンハウスを学んでみてはいかが?




“銀座から世界へ”をコンセプトに、マガジンハウスが80年にわたり培ってきた雑誌文化の過去・現在・未来を象徴する多彩なコンテンツを体験できる「マガジンハウス博 “銀座から世界へ”」。マガジンハウスを体感しに、銀座へ出かけよう。会期は10月25日(土)まで。

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