【京都観光】白川沿いの町家で“京おぞよ”を!十割そばも絶品な「三味洪庵 本店」
関西ウォーカー
「料理と蕎麦と酒 三味洪庵 本店」は、1861(文久元)年に岩倉具視の命を受け創業。西京漬やちりめん山椒の老舗が手がける食事処は、京都市歴史的風致形成建造物に指定されている京町家空間と白川沿いのロケーションが魅力。ランチ&喫茶のみの営業だったが、10月のリニューアルでひきたてのそばが味わえる晩ごはんもスタートしたので、しっぽりとぜひ。<※情報は関西ウォーカー(2017年12月5日発売号)より>
白川の流れに癒されながら老舗の京おぞよに舌鼓を

西京味噌焼と旬の前菜8種が贅沢な2段重や自家製の十割そば、天ぷらなどがコース仕立てで楽しめる、「京おぞよ蕎麦御膳」(3900円)。

石うすびき&国産粉で香り高い十割そばに。10月のリニューアルで新たに加わったそばは、石うすびきの自家製。香りと風味が際立つ十割で提供。

職人が味噌床を整え、西京味噌をベースに独自の製法で味を調える西京漬は、香り豊かで口当たり柔らか。

秋田の「新政エクリュ(中)」(2800円/4合瓶)など、レアな日本酒も充実している。ワインはグラス(550円~)。
「夜は1合のお酒が付く三味酒膳(2900円)も好評です。リニューアルでテラス席が12席に増えましたので、ゆったりとご堪能ください」と、店長の伊藤 清さん。
歴史的風致形成建造物の重厚感ある京町家空間

京町家で代々受け継がれてきた常のおかず、京のおぞよ(御雑用)が白川沿いの歴史ある町家空間で味わえる。

【特等席は予約必須!】白川が目の前を流れるテラス席が特等席。少し肌寒いが、日が落ちるとライトアップされ風情ある趣に。

土間を生かしたテーブル席(写真)と、靴を脱いでくつろげる和風の空間がある。

江戸や明治のガラスを使った照明も秀逸。

トイレ前には歴史が感じられる和ダンスをさりげなく配置。

床の間の著名な書家による掛軸が和空間を彩る。
■町家DATA/築100年以上、元昆布問屋 個室:なし クレジット:可 コース:あり 予算:昼(2000円)、夜(4000円) 席料:なし
■料理と蕎麦と酒 三味洪庵 本店<住所:京都市東山区三条通北裏白川筋西入石泉院町393 電話:075-771-0952 時間:11:00~15:00(LO14:30)、17:00~20:30(LO20:00)、物販10:00~20:00 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:46席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:地下鉄東山駅より徒歩2分>【関西ウォーカー編集部】
編集部
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