まるで友達の家のよう!? すすきののおばんざい「けんちゃん家」

すすきのでおばんざいの店が増えているのをご存知でしょうか。しかもどれも個性豊かな店ばかり。今回ご紹介する「けんちゃん家」は、ゲーム機や占いもできたりまるで家のような雰囲気が売りです。

扉を開けるとカウンターで「けんちゃん」こと店長の鈴木健太さんが出迎えてくれます。鈴木さんは飲食店で何年か働いたのちに、人が集まるお家のような店を開きたいと2016年に同店をオープン。帰る前にフラッと来て飲んで欲しいというコンセプトのもと、鈴木さんが好きだというCDやゲーム機、掘りごたつの席の底には足ツボ用ゴルフボールなど。友達の家に上がり込んだようなくつろげる空間に。「ただいま！」と来店時に挨拶してくれた方には小ビールをサービスしているそうです。

フードメニューは1品200円からと低価格。これは量を少なめにし、色々食べて欲しいという思いからとのこと。

カウンターには常時3品ほどのおばんざいが並んでいます。店長の鈴木さんの幼い頃の思い出から、ふと作り始めたババロア(300円)は優しい甘さにツンと高くのせられた生クリームがポイント。プルプルでなめらかな舌触りがやみつきになります。

イベントも定期的に開催。月2回程度女性占い師が来店し、タロット占いを受けることができます。また合コンよりもハードルを下げた「友活」イベントも行っています。1人で行っても楽しめる要素が豊富にあるのはうれしいですね。

店長が着ているTシャツは10色展開で、3000円で買うことができるそう。個性があふれながらも、くつろぐポイントにあふれた同店に、「ただいま」と言ってドアを開けてみてはいかがでしょうか？

けんちゃん家　■住所：札幌市中央区南5西2-1-5 中銀すすきのソシアルビル3階　■電話：011・522・7529　■時間：18：00～27：00（日曜・祝日は15：00～25：00）　■休み：水曜　■席数：16席(喫煙可)

松山典子